Google XML Sitemapsプラグイン ~WordPressでブログを始める~ | そう備忘録

Google XML Sitemapsプラグイン ~WordPressでブログを始める~

前回の「AddQuicktagプラグイン」の記事

Google XML Sitemapsプラグイン

XML形式のサイトマップを自動作成してクローラーに知らせてくれるプラグイン。

クローラーに正しいサイトマップを伝える事により、新しい記事が検索エンジンにインデックスされてSEO対策になる。

クローラーとは検索エンジンがWEBサイトの情報を収集するロボットの事。検索エンジンは収集された情報を元に検索結果を表示するのでサイトマップをクローラーに知らせる事はSEO対策としては重要

インストール方法

WordPressのメニューから「プラグイン」「新規追加」をクリック。

プラグインの検索フィールドで”Google XML Sitemaps”と入力して検索する。

プラグインが表示されたら「今すぐインストール」をクリック。

「お使いのバージョンのWordPressではテストされていません」と表示されていたけど、まぁ仕方がない。
2019/07/22追記

インストール当時は最新バージョンでのテストはされていなかったが今はWordPress バージョン 5.2.2–jaと互換性ありの表示になっていた

Google XML Sitemaps インストール

インストールされたら「有効化」をクリック。

Google XML Sitemaps 有効化

設定

WordPressのメニューから「プラグイン」「インストール済みプラグイン」でインストール済みのプラグインの一覧が表示される。

Google XML Sitemapsの「設定」をクリックして設定画面に遷移する。

Google XML Sitemaps 設定画面

インストールするとWordPressのメニューが追加されるので「設定」「XML-Sitemap」からもいける

結果表示

一番上に検索エンジンに対して通知された結果が表示される。(インストール直後は未表示)

Google、Bingに対して”正しく通知”されている事が分かる。

Google XML Sitemaps 通知結果

「あなたのサイトマップのインデックスファイルのURL」がhttps://www.souichi.club/sitemap.xmlになっているのでクリックしてみる。

「XMLサイトマップ標準に準拠するXMLサイトマップです」の説明の下に月別にXMLが作成されていた。

URL中のpostが投稿ページでpageが固定ページ、最終更新日が載っている

Google XML Sitemaps sitmapを表示

ソースコード(XML)

Google XML Sitemaps サイトマップソースコード

2月の投稿(https://www.souichi.club/sitemap-pt-post-2018-02.xml)をクリックしてみた所。

投稿毎にパーマリンクのXMLが作成されている。

Priority(優先度)、Change Frequency(更新頻度)は設定された値が表示されている(設定方法は後述)。

Last modified(GMT)(最終更新日)は自動設定されている。

Google XML Sitemaps 2月の投稿サイトマップ

基本的な設定 通知を更新

Google XML Sitemaps 基本設定

Notify Google about updates of your site

チェックした。

Googleに対して更新内容を通知する

Notify Bing (formerly MSN Live Search) about updates of your site

チェックした。

Bingに対して更新内容を通知する

サイトマップの URL を仮想 robots.txt ファイルに追加

チェックした。

robots.txtファイルとはクローラーに対してアクセス制限等を記述するファイル。

アクセスして欲しくないフォルダーを記述したりsitemapの場所を記述したりできる。

高度な設定

Google XML Sitemaps 高度な設定

メモリの最大値を以下に増加

指定していない。

ヘルプには「サイトマップのリクエスト中にメモリ不足のエラーが発生するようであれば指定してください」とあった。

実行時間制限を以下に増加

指定していない。

ヘルプには「最大実行時間を定義している。メモリ制限と同様」とあるので時間オーバーでエラーの時に指定する(のだと思う)

Try to automatically compress the sitemap if the requesting client supports it.

チェックした。

サイトマップを圧縮する為のオプション。

圧縮してある方が読み込みが早くなるのでチェックした。

「文字化けするようならチェックを外して下さい」とあった。

XSLT スタイルシートを含める

「デフォルト設定を使用」にチェックしている。

XMLを読みやすい形に変換する為のスタイルシート。

プラグインにデフォルトのXSLTスタイルシート(sitemap.xsl)が付属しているのでそれを使用する事にした。

独自のスタイルシートを指定する事もできる。例えば画像つきのサイトマップを作りたい時などには独自のスタイルシートを指定する。

Override the base URL of the sitemap

指定していない。

「WordPressがサブディレクトリにインストールされている場合にサイトマップをドメインのルートに表示する場合は、このオプションを選択します」とある。

HTML形式でのサイトマップを含める

チェックした。

XML形式だけでは無くHTML形式のサイトマップも自動生成する。

XML形式を読み取れないボットもあるみたいなので。。。

https://www.souichi.club/sitemap.html

Google XML Sitemaps HTML形式のサイトマップ

後にGoogle Search Consoleでンデックスカバレッジの問題が検出されたとのメッセージが表示される様になり、sitemap.htmlの出力が原因と判明したのでチェックを外している。

匿名の統計を許可する(個人情報は含まれません)

チェックしていない。

作者にプラグインの最適化のために以下の統計情報を送るオプション。

  • プラグインのバージョン
  • WordPressのバージョン
  • PHPのバージョン
  • 言語
  • ブログ内の投稿の数

Additional Pages

サイトマップに含める必要のあるページを手動で指定することができる。

Google XML Sitemaps 追加ページ

ページの URL

追加したいページのURLを指定する

優先順位の設定 (priority)

他のページとの相対的な優先度を0~1の範囲で指定する

更新頻度の設定 (changefreq)

常時、毎時、毎日、毎週、毎月、毎年、更新なしから頻度を選択

最終更新日

YYYY-MM-DD 形式で指定する

投稿の優先順位

「優先順位を自動的に計算しない」を選択した。

上記を選択する事により後述の「優先順位の設定 (priority)」に基づいて優先順位が設定される。

ページ毎の優先順位を設定したかったらこの設定。

それ以外にはコメント数が多いページの優先順位を高くする設定などがある。

Google XML Sitemaps 優先順位を自動計算しない

Sitemap コンテンツ

サイトマップに含めたいコンテンツをチェックする。

クローラーに知らせたい重要なコンテンツだけをチェックする方がSEO的には有効との事。

不要なページをGoogleのクローラーに読み込ませることで逆に検索順位を下げてしまう。

Google XML Sitemaps サイトマップコンテンツ

以下のコンテンツにチェックをした。

  • ホームページ
  • 投稿 (個別記事) を含める
  • 固定ページを含める

更に「最終更新時刻を含める」にもチェックした。恐らくだけど更新頻度で検索順位が変わってくるのだと思う。

Excluded Items

サイトマップから除外するコンテンツを指定する。

カテゴリー毎、記事毎の指定が可能。

尚、記事の方はURLを指定するのでは無くIDを指定する。

Google XML Sitemaps 除外するカテゴリとページ

Change Frequencies 更新頻度

各コンテンツ毎の更新頻度を検索エンジンに伝えるための設定。

実際の更新頻度と合わせた設定にしたほうが良い。

尚、検索エンジンのクローラーはこの設定を考慮はするがヒントとみなす、との事。

Google XML Sitemaps 更新頻度

ホームページ

毎日

投稿 (個別記事)

毎日

固定ページ

毎月

カテゴリー別

毎週

今月のアーカイブ

毎日

古いアーカイブ (古い投稿を編集したときにのみ変更されます)

毎年

タグページ

毎月

投稿者ページ

更新なし

優先順位の設定 (priority)

コンテンツ毎の相対的な優先順位を0(優先度低)から1.0(優先度高)まで0.1刻みで指定する。

ヘルプによると全てを1.0にしても意味が無い、また検索エンジンに対するヒントの位置づけなので絶対的な設定値ではない。

Google XML Sitemaps 優先順位の設定

ホームページ

1.0

投稿 (個別記事) (“基本的な設定”で自動計算に設定していない場合に有効)

0.8

投稿優先度の最小値 (“基本的な設定”で自動計算に設定している場合に有効)

0.2

固定ページ

0.4

カテゴリー別

0.6

アーカイブ別

0.3

タグページ

0.3

投稿者ページ

0.3

次回の「Easy FancyBoxプラグイン」の記事に続く

souichirou

やった事を忘れない為の備忘録 同じような事をやりたい人の参考になればと思ってブログにしてます。 主にレゴ、AWS(Amazon Web Services)、WordPress、Deep Learning、RaspberryPiに関するブログを書いています。 仕事では工場に協働ロボットの導入や中小企業へのAI/IoT導入のアドバイザーをやっています。 2019年7月にJDLA(一般社団法人 日本デイープラーニング協会)Deep Learning for GENERALに合格しました。 質問は記事一番下にあるコメントかメニュー上部の問い合わせからお願いします。

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