AWSで思わぬCloud Trailの請求(5ドル)が来た件
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Cloud Trailの請求
思わぬ請求シリーズの第二弾。
先日AWS(Amazon Web Services)からの月次の請求書が来ていたのだがいつもは0ドルのCloud Trailに5.00ドルの請求が載っていたので調べてみた時の備忘録。
明細を見てみるとTokyoリージョンにてAWS Cloud Trail APN1-PaidEventsRecordedで249,863件のイベントが記録されている。
0.00002 per paid event recorded in Asia Pacific (Tokyo) region
とあるので0.00002×249,863件=4.997ドル≒5.0ドルという事らしい。
原因調査
ログのダウンロード
AWSのメニューからCloud Trailに移動してイベント履歴、時間範囲で対象日付の範囲を指定してログをダウンロードする。
中身の確認
ダウンロードしたファイルの中身を確認した所、DynamoDBに対するAutoScalingのログが大量にあった。
心当たり
心当たりはあった。
以前の記事で、「AWS DynamoDBからデータを取り出すプログラム」や「DynamoDBからfilter指定でデータを取り出す」や「DynamoDBからqueryでデータを取り出す」でDynamoDBからPythonのプログラムからデータを一括して取り出しのだがDynamoDBのキャパシティを2や5など小さい値に設定していた。
例えばキャパシティ2の場合は1秒間に書き込めるデータは2件までで読み込めるデータは4件までとなる。
AutoScalingの設定をしていたので、そのキャパシティを超えた際のAutoScalingのログが大量にあったので費用が発生していた。
原因が分かったので今後はDynamoDBのテーブルスキャンは注意することにしたい。
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