走行距離が10万kmをこえてきたのでホンダフィット・ハイブリッドの点火プラグを交換した件
Contents
フィットの点火プラグ
ホンダフィット・ハイブリッドの点火プラグの交換を行った時の備忘録。
フィットの走行距離が10万kmを超えてきたので点火プラグの交換を行った。
交換自体はそれ程難易度は高くなかったのだがプラグソケットが14mmとデリカD5の点火プラグ(16mm)より小さいので注意が必要だった。
形式
ホンダフィット・ハイブリッドの型式は以下の通り(車検証より)。
車名 | ホンダフィット・ハイブリッド |
登録月 | 平成26年3月(2014年3月) |
型式 | DAA-GP5 |
原動機の形式 | LEB-H1 |
総排気量 | 1.49 L |
購入・用意した物
点火プラグ
フィットとGP5、点火プラグ等のキーワードで検索して適合する点火プラグを探して、下記のリンク先のデンソーの点火プラグ(デンソー イリジウムタフプラグ V9110-5659 VFXEHC22G)を購入した。
デンソーといえばTOYOTA系列のイメージがあるがホンダフィットGP5用と書いてあったのと、同じ型番の点火プラグをフィットハイブリッドで交換しているネット上の記事を見かけたので大丈夫だと判断した。
購入前の問い合わせにも対応しているみたいなので心配な人は念の為、確認してみることもできる。
主な特徴は、
- 0.4mm径イリジウム合金中心電極
- 長寿命、耐久性
- アイドリング時の回転数を安定化
- エンジン音の静寂性と燃費性能向上
との事だった。
アイドリング時の回転数の安定化とエンジン音の静粛性だが正直違いは分からなかった。
というのも元々アイドリング時は回転が安定していて静かだったのでデンソーの点火プラグに交換した事で体感できるほどの差を感じることは出来なかった。
燃費は若干向上した。
毎日片道10km(信号が2箇所、踏切が1箇所だけの田舎道)の通勤に使用していて新車時の燃費は約23km/Lだった所、最近は21km/L前後まで落ちていた。
点火プラグを交換してまだ200km程度しか走行していないが22km/L前後まで向上している。
道路の走行状態でたまたまの可能性もあるので燃費に関してはもう少し測定をしてみる必要はあると思う。
プラグソケット
プラグソケットは前述の通り、持っていた16mmのプラグソケットが使用できなかったので14mmのプラグソケットを購入した。
普通に使えてマグネット付きで点火プラグが吸い付くので使いやすくて満足している。
エクステンションバー
今回購入した訳では無いが、元々持っていたプラグソケットを延長するためのエクステンションバー。
長さは左から250mm、150mm、75mmの3種類。
今回は真ん中の150mmを使用している。
ラチェットレンチと10mmの六角ソケット
点火プラグとイグニッションコイルを固定するナットを外す為に使用したラチェットレンチと10mmの六角ソケット(元々持っていた)。
交換手順
イグニッションコイル
イグニッションコイルを固定している10mmのナットを外してコネクターの爪を抑えながらコネクターを引き抜く。
コネクターを引き抜いた。
イグニッションコイルを上に持ち上げながら引き抜く。
引き抜いたイグニッションコイル。
ホコリが付いていたので丁寧に拭き取った。
点火プラグ
プラグソケット、エクステンションバー、ラチェットレンチを使って点火プラグを外す。
点火プラグの新旧比較。
スパーク部にかなりのススが溜まっていた。
交換した点火プラグ(4本)。
取り付け
エンジンまわりのホコリをなるべく丁寧に拭き取ってイグニッションコイル周辺をきれいにした後、外した時と逆の手順で点火プラグを取り付ける。
点火プラグの締め付けトルクはトルクレンチを使って計測をしながら締め付けるのが確実だとは思うのだがトルクレンチは持っていない。
仕方が無いのでデンソーのこちらのページを参考にさせて貰った。
注意点としては、
- プラグにネジ潤滑剤を塗布しない(締め付け過ぎによるネジ切れが起きてしまう可能性がある)
- プラブレンチを傾けない(コジリ状態になってしまう)
- プラグが固定して軽い力では締め付けられなくなってから約1/2回転※締め付ける(締め付けすぎない)
※回転数の目安はプラグの形式、プラグ径によって異なるので前述のデンソーのページを参照のこと。
以上で今回のフィットハイブリッドの点火プラグの交換の記事は終了とする。
この記事が何処かで誰かの役に立つことを願っている。
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