デリカD5の点火プラグをNGK(日本特殊陶業)のBKR5ERX-11Pに交換した | そう備忘録

デリカD5の点火プラグをNGK(日本特殊陶業)のBKR5ERX-11Pに交換した

点火プラグの交換

デリカD5の点火プラグを交換した時の備忘録。

前回の交換から随分と時間が経ってしまったので点火プラグもかなりカーボンが付着して汚れてしまっていた。

すぐ分かるようなエンジンの不調は特に感じなかったのだが、もうしばらく乗り続けたいので交換することにした。

車の情報

車体の情報は以下の通り。

車種

三菱デリカD5

年式

平成21年(2009年)9月

型式

DBA-CV5W

原動機の形式

4B12

点火プラグの購入

デリカD5用の点火プラグを色々と探して検討した結果、ちょっと高目だったのだがNGK(日本特殊陶業)のBKR5ERX-11Pを購入することにした。

点火プラグBKR5ERX-11P

特徴

自分がBKR5ERX-11Pを選んだ理由は以下の通り。

  • 名古屋に本社のある日本の老舗のプラグメーカーで信頼が置けそうだった
  • ネットでの評判が良かった
  • プレミアムRXはNGK史上最強と書いてあった
  • 着火性能と燃焼性能が良いらしい

自分は細かい性能の違いを見極められるほどの専門家ではないのだけれども、点火プラグなどの動力系はきちんとしたモノを使いたかったので”デリカD5 点火プラグ”で検索して1番良さげなものを選んだというのが正直な所だ。

プレミアムRX

準備した工具

準備した工具は以下の通り。

プラグソケット

点火プラグを外す為のプラグソケット。

プラグソケット
2021/07/29 追記

自分が購入した製品は品切れになっていたので互換の他製品を載せておく。

元々下記の画像のT型のプラグレンチを持っていたのだがエンジン上部のクリアランスが少なくて入れることが出来なかったので今回購入した。

(自分は)何回も使うものでは無いと思ったので妥協して安目の物を選んだがマグネットも付いており必要な機能は満たしていたので満足だった。

元々持っていたプラグソケット

エクステンションバー

先程のプラグソケットを延長するためのエクステンションバー。

エクステンションバー

長さは上から75mm、150mm、250mmの3種類。

今回は真ん中の150mmを使用している。

ラチェットレンチと10mmの六角ソケット

点火プラグ上部のカバーやイグニッションコイルを外す為に使用したラチェットレンチと10mmの六角ソケット(元々持っていた)。

ラチェットレンチと10mmの六角ソケット

ペンチ

イグニッションコイルを外す時に使用した、AMON(エーモン)のCHROME VANADIUMのペンチ(電子工作用で元々持っていた)。

素手でも外せたのだがペンチを使ったほうが簡単だったので使用している。

AMON ペンチ

交換手順

上部のカバーを外す

まずは点火プラグの上部のカバーのボルト(3箇所、10mm)を外す。

カバーを外す

イグニッションコイルのボルトを外す

次にイグニッションコイルのボルト(4箇所、10mm)を外した。

イグニッションコイルのボルトを外す

コネクターを外す

続いてコネクターを外してからイグニッションコイルを引き抜くのだが、向かって一番右はケーブルに余裕がありコネクターを外さなくても引き抜くことが出来た。

イグニッションコイルを引き抜く

しかし後の3本はコネクターを外さないとイグニッションコイルを抜けないので最初に抜いた1本で試した所、結構固めだったので前述のペンチを使ってプラスチック部を割らない様に慎重にコネクタを外した。

赤矢印部分を押し込んで爪を外してから引き抜く。

コネクターを「外す

点火プラグを外す

続いて前述のプラグソケットとエクステンションバー(150mm)とラチェットレンチで点火プラグを外す。

点火プラグはそれ程固く締まっていなかったのでラチェットレンチを使えば簡単に外せたのだが、T型のプラグレンチだったらちょっときつかったかも知れない。

プラグソケットは磁石になっているので外した後、点火プラグがくっついてくるので落とさずに引き抜ける。

点火プラグを外す

点火プラグ比較

新旧の点火プラグ。

全体的にカーボンが付着しているがスパーク部分を見るとそこそこ良好な燃焼状態だった様には見える。

点火プラグ比較

点火プラグを取り付ける

新しい点火プラグを取り付ける。

この点火プラグのネジ経は14mmなので締付トルクは25~30N・m(2.5~3.0kgm)となっている。(NGKのホームページより

残念ながら自分はトルクレンチを持っていないので数値を言われても分からないのだが親切にも上記のページに締め付けの目安が載っていた。

BKR5ERX-11Pの場合はガスケットが取り付け座にあたってから(締めていくと点火プラグが当たって軽い力では締められなくなる所がある)更に1/2~2/3回転締めるとあった。

感覚的にはフルパワーで締めたら締めすぎ、かと言って緩まないようにしっかり締めた感はあるといった状態だった。

後は逆の手順で、

  • イグニッションコイルを差し込む
  • コネクターを接続する
  • ボルトで止める
  • カバーを付ける
  • ボルトで止める

で交換が終了した。

最後に

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souichirou

やった事を忘れない為の備忘録 同じような事をやりたい人の参考になればと思ってブログにしてます。 主にレゴ、AWS(Amazon Web Services)、WordPress、Deep Learning、RaspberryPiに関するブログを書いています。 仕事では工場に協働ロボットの導入や中小企業へのAI/IoT導入のアドバイザーをやっています。 2019年7月にJDLA(一般社団法人 日本デイープラーニング協会)Deep Learning for GENERALに合格しました。 質問は記事一番下にあるコメントかメニュー上部の問い合わせからお願いします。

2件のフィードバック

  1. 匿名 より:

    ありがとうございました。
    自分でやってみましたが、簡単にできました。

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