Windowsのフォトビューワーの既定アプリをフォトからIrfanViewに変えた件
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フォトビューワー
Windows10 Homeを使っているのだがフォルダー内の写真を見る時のデフォルトアプリはMicrosoftフォト(Windows推奨)を使用していた。
特に今まで大きな問題が無かったのでフォトを使い続けていたのだがここ一ヶ月ぐらいで固まることが多くなってきていた。
画像ファイルをクリックすると通常はフォトが立ち上がって画像が表示されるのだがフォトが起動中に固まってしまいいつまで経っても表示されないか、たまに1分後とかに思い出したように表示される事が時々発生していた。
修復とリセット
修復とリセットを行えば解消するとの記事を見かけて試したのだが結論から先に言うと自分の環境では残念ながら解消はしなかった。
一応、手順は記載しておく。
スタートボタン、設定(歯車アイコン)、アプリ、アプリと機能、Microsoftフォト、詳細オプションをクリックする。
※尚、当方のWindowsはダークカラーに変更しているので背景が黒いが通常は白だと思う。
修復及びリセットを試してみたのだが残念ながら現象は解消されなかった。
ビューワーアプリを探す
以下の条件でフォトに変わるWindows用のアプリを探した。
- 動作が軽いこと
- 直近まで更新・メンテナンスがされている
- 多機能である必要は無い
- 可能であればWindows、Linux環境で動作する事
この条件で探した所、最後の条件のLinuxでの動作は出来ないのだがirfanviewが良さげに感じた。
日本語化モジュールも出ているのでまずは試してみることにした。
インストール
窓の杜から本体(64ビット版)と日本語化モジュールをダウンロードする。
本体のダウンロード
iview454_x64_setup.exeというファイル名で保存した。
寄付送金
このソフトウェアはフリーソフトなので無料で使用できるのだが寄付も受け付けていた。
まずは無料で使用をしてみて、気に入ったら自分もソフト製作者に感謝の意味で寄付をしようと思う。
金額は10ユーロ、日本円で1,247.85 円(2018年8月22日現在)だった。
日本語化モジュールのダウンロード
続いて日本語化のモジュールもダウンロードする。
irfanview_lang_japanese.exeというファイル名で保存した。
本体setupの実行
ダウンロードしたiview454_x64_setup.exeを実行する。
ショートカット
- Create IrfanView shortcut on the Desktop(デスクトップにショートカットを作成)
- Create IrfanView Thumbnails shortcut on the Desktop(デスクトップにショートカットのサムネイルを作成)
のチェックボックは外した。
Create IrfanView shortcut in Start Menu Programs(プログラムのスタートメニューにショートカットを作成)のチェックは残して「次へ」ボタンをクリックする。
リリース情報
Ver4.54のリリース情報が表示されるので「次へ」ボタンをクリックする。
関連付け
IrfanViewと関連付けるファイルの種類を選択する。
下の方までスクロールすると動画ファイルもIrfanViewに関連付けるられる事が分かったのだがとりあえず画像ファイルだけで良いので「Images only」ボタンをクリックした。
しばらく使ってみて良さげだったら動画もIrfanViewに関連付けたいと思う。
画像ファイルにチェックが入ったので「次へ」ボタンをクリックする。
画面ショットには無いがスクロールした下の方に動画ファイルファイルがあるのだがそれらのファイルにはチェックが入っていない。
フォルダーの指定
インストールフォルダーを指定して「次へ」ボタンをクリックする。
Windows環境なので推奨の”User’s Application Data folder”から変更していない。
関連付けの確認
現在の関連付けを変更して良いかの最終確認をされるので「はい」をクリックする。
インストール終了
インストール終了してIrfanViewが起動される。
日本語化モジュールのインストール
ダウンロードしたirfanview_lang_japanese.exeを起動するとインストール先のフォルダーを確認されるので「Install」ボタンをクリックする。
インストールが終了した。
言語の変更
IrfanViewを起動してOptions、Change Lnaguageを選択する。
LanguageでJAPANESEを選択して「OK」ボタンをクリックする。
メニューの表示が日本語に変更された。
デフォルトのアプリの変更
Windows10のフォトビューワーの既定のアプリがMicrosoftフォトになっているのでIrfanViewに変更する。
Windowsのスタートボタン、設定(歯車アイコン)、アプリ、既定のアプリのフォトビューワーをフォトからIrfanViewに変更する。
基本的な使い方
フォルダー内の画像ファイルがIrfanViewに関連付けられているのでダブルクリックで開く。
IrfanViewで画像が開くので左右キーやマウスのホイールで画像を切り替える。
アプリの起動や画像の切り替えはMicrosoftフォトよりも早いのでこの点は非常に満足だ。
その他
まだあまり使っていないのだが、ざっとメニューを見て気になった機能は以下の通り。
一括処理
メニューからファイル、一括処理でファイルの形式や名前を一括で変更する事が出来る模様(未検証)。
スライドショー
どうやらスライドショー機能がある模様(未検証)
メニューからファイル、スライドショーリストでスライドショーの設定を行う。
メニューからスライドショーで閲覧でスライドショーが開始される。
メニュー
以下、メニュー項目。
Microsoftフォトの代わりなので高機能は求めていなかったのだが結果的にはメニュー項目をだけを見てもかなりの高機能のアプリである事が分かった。
ファイルメニュー
- 開く
- 再度読み込み
- 最近のファイル
- プログラムから開く
- 指定して形式を開く
- サムネイル作業
- スライドショーリスト
- スライドショーで閲覧
- 一括処理
- 検索
- ファイル名変更
- ファイルを移動
- コピーファイル作成
- 削除
- 保存
- 名前を付けて保存
- Web用に最適化して保存
- ファイルとして選択範囲を保存
- 印刷
- TWAIN機器選択
- 外部画像スキャニング
- 外部画像印刷
- 終了
編集メニュー
- 元に戻す
- やり直し
- ペイントルールで編集
- 編集範囲詳細選択設定
- 指定の比率で範囲を選択
- 編集範囲拡大
- 選択編集フォーム
- 方眼グリッド線を利用
- テキスト挿入
- 画像挿入
- 編集範囲を切り取り
- 編集範囲外を切り取り
- 変則的な選択編集
- 編集範囲がを削除
- 画像枠削除
- 表示範囲をコピー
- コピー
- 貼り付け
- 高度な貼り付け
- ファイルを閉じる
- クリップボードをクリア
画像メニュー
- プロパティ
- 生成新規画像
- 生成パノラマ画像
- 左へ回転
- 右へ回転
- 角度を指定して回転
- 上下反転
- 左右反転
- リサイズ/リサンプル
- キャンバスサイズ変更
- マスキング加工
- 高等マスキング加工
- フレーム追加
- 増色
- グレースケール変換
- チャンネル
- ネガポジ反転処理
- 色調補正
- ヒストグラム
- 選択色置き換え
- 重複表示変換
- 自動補正
- シャープ処理
- 選択赤目補正
- 画像効果
- Adobe 8BFフィルター
- 表示色入れ替え
- パレット
オプションメニュー
- 全般設定
- 表示言語変更
- 関連付け変更
- マルチメディア再生
- アニメーション中止・再開
- 抽出ページ画像/動画フレーム
- コピーして画像分解
- 複数ページ関連オプション
- メールでファイルを送信
- JPGファイルロスレス回転
- JPGファイルロスレス切り抜き
- JPGファイルEXIFデータ変更
- スクリーンショット取得
- ホットフォルダ開始
- 画像OCR読み取り
- フォルダー内ファイル並び替え
- 表示画像を壁紙シールに設定
- 最小化
- 常に手前で表示
表示メニュー
- ステータスバー
- ツールバー
- メニューバー
- タイトル化yプション
- ツールバー構成
- 画像ファイル(ウィンドウモード)
- フルスクリーン
- フルスクリーン環境
- 次のファイル
- 前のファイル
- 先頭のファイル
- 末尾のファイル
- ランダム変更
- 最新の情報に更新
- 自動連続表示開始・終了
- 拡大
- 縮小
- 環状表示倍率を持続
- スクロール位置を維持
- オリジナルサイズ
- HEXコード参照
- 複数ページ閲覧
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- アップデート確認
- 使用にあたって
- その他
以上で今回の記事は終了する。
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