デリカD5のエアエレメント(エアフィルター)を交換した時の記録
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エアエレメントの交換
デリカD5のエアエレメント(エアフィルター)を交換した時の備忘録。
エアエレメントは空気中の汚れをフィルターで吸い取って、きれいな空気にしてエンジンの燃焼室に送り込む役割がある。
フィルターが汚れて目詰まりをしたりすると吸い込む空気の量が減ってパワーが出なくなり燃費が悪くなったりする可能性がある。
交換の手順はそれほど難しくないのだが、自分が忘れない為と誰かの参考になればと思い記事に残しておく。
車の情報
車体の情報は以下の通り。
車種 | 三菱デリカD5 |
年式 | 平成21年(2009年)9月 |
型式 | DBA-CV5W |
原動機の形式 | 4B12 |
交換の目安
資料によるとエアエレメントの交換の目安は2年または2~3万キロの走行で交換とある。
それにプラスして3千キロ毎に圧縮空気吹付けでの清掃が有効とあった。
清掃もせずに5万キロは走ってしまっていたのでちょっと反省してエアエレメントを交換する事にした。
購入
デリカD5、CV5Wに対応するVICの乾式(ドライ)のエアエレメントを購入した。
交換手順
エアエレメントへのダクトを外す
エアエレメントへのダクトを外すために手前の留め具2箇所を外す。
正直このダクトは外さなくてもこじ開ければエアエレメントはギリギリ交換できる気がする。
しかし無理矢理の作業はパーツに傷をつけてしまったり最悪プラスチック部品を割ってしまったりと、ろくなことが無いので丁寧に外すことにした。
留め具
留め具(リベット)は以下のような形状になっていた。
プラスドライバーで反時計回りに回すと中心のネジ部が上に上がって周囲の4方向へ割れている部分が狭まって抜けるようになる。
プラスドライバーで回しても抜けない時は下から手を入れて中心のネジ部を持ち上げて周囲を抑えれば抜ける。
エアダクト
外したエアダクト、左がフロント側で右がエアエレメントにつながっている。
金具を外す
金具を2箇所上に外して左右に開きながら中のエアエレメントを持ち上げる。
エアエレメントを持ち上げた状態、このまま引き抜く。
エアエレメント比較
エアエレメントの比較。
かなり汚れていた。。。
取り付け
取り付けは上記の逆の手順で取り付ける。
使用したドライバー
使用したベッセル(VESSEL)のボールグリップ差替ドライバー。
普段はパソコンの分解や電子工作に使っているやつで車整備は全くの素人なのだけれでも「玄人魂」の文字を見ると気分が盛り上がるので使ってみた。
特徴は、
- 軸を付け替えることで6種類のドライバーになる
- 先端はマグネットになっている
- プラスは1番、2番、3番の3サイズ
- マイナスのサイズは6番のみ
- ポジドライブ※は2番と3番の2サイズ
※ポジドライブは通常の十字の他に更に十字(合計8方向)に切れ込みがあるドライバー。
スキーのビンディングや欧州車で使われている事がある。
またプラスは2番をサイズ的に良く使うのだがマイナスと対になっているので見分けるのが簡単で使いやすいと思う。
この記事が何処かで誰かの役に立つことを願っている。
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