ラズパイ起動中の本体のLEDの点灯・点滅を制御できるらしいので試してみた
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ラズパイのLED
ラズパイ本体には電源用の赤色(PWR LED)とSDカードへのアクセス時に点滅する緑色(ACT LED)の2つのLEDがついている。
電源LEDの方は電源オンの時に点灯するのだがシャットダウン後も点灯をし続けている。
この状態でGPIO3とGNDを接続すればOSが起動(復帰)すると以前の記事で書いたが、
- OSが停止している(電源供給中)
- OSが稼働している
上記の2つの状態の見極めはLEDライトだけでは難しい。
もちろんモニターを接続していれば直ぐに分かるのだが、ラズパイはモニターを接続せずに使用していることも多い。
しばらく観察しているとOSが稼働している時は緑色LEDがたまに点滅するので判断する事が出来るが、外観からパッと見では判断できない。
LEDの点滅
OS稼働中にLEDを点滅させる事により、
- LED点滅:OS稼働中
- LED点灯:シャットダウン(電源供給中)
- LED消灯:電源オフ
の状態を判断することが出来る。
尚、LEDの点滅はPWR(赤)、ACT(緑)LEDの指定が可能だ。
PWR LEDの点滅
PWR LED(赤色LED)を点滅させたい時は以下のコマンドで /boot/config.txt を編集する。
※エディターは好きなエディターでOK
sudo vi /boot/config.txt
以下の行を追加する。
dtparam=pwr_led_trigger=heartbeat
ACT LEDの点滅
ACT LED(緑色LED)を点滅させたい時は、以下の行を追加する。
dtparam=act_led_trigger=heartbeat
config.txt 編集後はOSを再起動すれば設定が反映される。
環境
以下の環境で試している。
本体 | Raspberry Pi 4B |
OS | Raspberry Pi OS(32-bit) Released:2021-03-04 |
以上で今回の記事は終了とする。
この記事が何処かで誰かの役に立つことを願っている。
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