古いタブレットをデジタルフォトフレームとして再利用する
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デジタルフォトフレーム
古くて速度が遅いので使わなくなったAndroidタブレットをデジタルフォトフレームとして再生利用した時の備忘録。
デジタルフォトフレームは複数の写真を自動で再生してくれるもので専用のハードウェアも発売されているが現役で使っていないタブレットにフォトフレーム用のアプリをインストールすれば十分代用ができる。
数年前に購入したタブレットで性能が見劣りしたり電池の持ちが悪くなっていても直接電源コードを接続すれば使用できる状態であればデジタルフォトフレームとしては活用することができる。
自分は以前に購入したLenovo YOGA Tab 3 8をデジタルフォトフレームとして活用している。
![タブレットをデジタルフォトフレームにする タブレットをデジタルフォトフレームにする](https://i0.wp.com/www.souichi.club/wp-content/uploads/digital-photo-frame-13.jpg?resize=1024%2C610&ssl=1)
YOGA Tab 3 8のスペック
一応、YOGA Tab 3 8のスペックを載せておく。
メモリが1 GBしか積んでいなのでアプリの動きはもっさりしていて今は普段使いのタブレットとしては使用していないがフォトフレームとして使うのであれば問題ない。
プロセッサー | Qualcomm APQ8009 クアッドコア プロセッサー 1.30 GHz |
メインメモリ | 1 GB |
ディスプレイ | 8.0インチ 1280×800 ドット |
写真を用意する
デジタルフォトフレーム用の写真を用意してフォルダーに保存するのだがタブレットのローカルディスクやSDカードに保存すると後から写真を追加するのが面倒なのでクラウド上にフォルダーを作成してそこに保存した(後述するがアプリもクラウドからデータを読み込めるものを選択した)
具体的にはGoogle Driveのマイドライブに「スクリーンセイバーXXXX」という複数のフォルダーを作成してそこにひたすら写真を入れ込んだ。
後から写真を追加する際にはパソコン等からこのGoogle Driveに写真を追加すれば良いので簡単だ。
フォルダーを分けたのは写真数がかなり多かったのと年代ごとに写真を保存したかったので分けたのだが1つのフォルダーに入れても問題は無い。
![写真を用意する 写真を用意する](https://i0.wp.com/www.souichi.club/wp-content/uploads/digital-photo-frame-01.png?resize=1024%2C484&ssl=1)
アプリケーション
※下記のクラウドフォトフレームEXは開発が止まってしまったので使用しておらず、Fotooというアプリケーションを使用している。
Fotoo に変更して数ヶ月経過したが安定して動作しており現在もアプリの更新を続けているので安心して使用している。
Fotooの記事については「古いタブレットをデジタルフォトフレームにした話(Fotoo編)」を参照して欲しい。
不要アプリの削除
フォトフレームアプリケーションのインストールの前に事前にタブレットで今まで使用していたアプリケーションを出来る限り削除した。
例えばニュースアプリなどが残っていると通知が溜まったりメモリや余計なリソースを使用してフォトフレームアプリに影響がでる事もあるので可能な限り削除した。
インストール
デジタルフォトフレームアプリケーションは”クラウド・フォトフレームEX“を使うことにした。
![クラウド・フォトフレームEX クラウド・フォトフレームEX](https://i0.wp.com/www.souichi.club/wp-content/uploads/digital-photo-frame-02.png?resize=462%2C363&ssl=1)
このアプリケーションを選んだ理由は以下の通り。
- クラウド上のフォルダーからの読み込みに対応している
- 複数のフォルダーを指定する事ができる
- 写真のパン/ズームが出来る(写真に動きがでる)
- ランダム再生ができる
- ロースペックのタブレットでも表示ができた
操作方法
フォルダを選択する
アプリケーションを起動して「画像ファイルの存在するフォルダを選択してください」をタップする。
![フォルダーを指定する フォルダーを指定する](https://i0.wp.com/www.souichi.club/wp-content/uploads/digital-photo-frame-03.png?resize=320%2C512&ssl=1)
Google Drive
複数のクラウドサービスが選択できるので写真を保存したGoogle Driveを選択する。
![Google Driveを選択する Google Driveを選択する](https://i0.wp.com/www.souichi.club/wp-content/uploads/digital-photo-frame-04.png?resize=320%2C512&ssl=1)
Google Driveの他には、
- 内部ストレージ
- 外部SDカード
- ネットワーク(SMB、NAS、Wndows共通)
- DropBox
- Google+
- OneDrive
- box
- Youtube動画検索
- Bing画像検索
- カメラ/写真
- ダウンロード
が選択できる。
フォルダーを選択
Google Driveのフォルダーをタップして選択して「OK」ボタンをタップする。
年代ごとにフォルダーを分けたので時々選択するフォルダーを変更すれば気分が変わるのでおすすめ。
![フォルダーを選択する フォルダーを選択する](https://i0.wp.com/www.souichi.club/wp-content/uploads/digital-photo-frame-05.png?resize=320%2C512&ssl=1)
スライドショー
選択したフォルダーが上部に表示される。
削除したい時はゴミ箱アイコンをタップする。
下の「スライドショー」をタップするとスライドショーが再生される。
![スライドショー スライドショー](https://i0.wp.com/www.souichi.club/wp-content/uploads/digital-photo-frame-06.png?resize=320%2C512&ssl=1)
BGMも設定ができるが自分は使用していない。
基本的に何かのトラブルで止まるまで24時間、365日動きっぱなしにしている。
設定
他には下記の設定メニューがある。
画像効果の設定
画像効果に関する設定。
![画像効果の設定 画像効果の設定](https://i0.wp.com/www.souichi.club/wp-content/uploads/digital-photo-frame-07.png?resize=320%2C512&ssl=1)
- パン/ズーム(写真に動きがでるのでおすすめ)
- スクロール
- フェードイン/フェードアウト
- アニメーション速度
情報パネルの設定
![情報パネルの設定 情報パネルの設定](https://i0.wp.com/www.souichi.club/wp-content/uploads/digital-photo-frame-08.png?resize=320%2C512&ssl=1)
- パネルスイッチ
- パネルの表示方法
- パネル内の配置
- パネルの背景色
- グラデーション
表示する情報
フォトフレームに表示する情報。
自分は写真だけにしたかったので全てオフにしているが用途によっては時計やカレンダーを表示しても良いのかも知れない。
![表示する情報 表示する情報](https://i0.wp.com/www.souichi.club/wp-content/uploads/digital-photo-frame-09.png?resize=285%2C512&ssl=1)
- バッテリー残量の表示
- ファイル名表示
- 画像の日付表示
- 画像のサイズ表示
- アナログ時計の表示
- デジタル時計の表示
- カレンダーの表示
- Googleカレンダー
- 天気の設定
- BGM情報
- 地図情報
スライドショーの設定
![スライドショーの設定 スライドショーの設定](https://i0.wp.com/www.souichi.club/wp-content/uploads/digital-photo-frame-10.png?resize=344%2C768&ssl=1)
- サブフォルダの検索
- 再生順序(シャッフルにしている)
- BGMシャッフル
- 画像リストの更新間隔(デフォルト1時間)
- 画像切替間隔(デフォルト10秒)
- 画像リストの順次読み込み
- 照度センサー
- 画質の設定
- 全体の画像数制限
- フォルダ/アルバム数制限
- 1フォルダ/アルバムの画像数制限
- スクリーンサイズに画像を縮小
- ナビゲーションの非表示
起動オプション
![起動オプション 起動オプション](https://i0.wp.com/www.souichi.club/wp-content/uploads/digital-photo-frame-11.png?resize=320%2C512&ssl=1)
- 自動スタート
- 充電開始スタート
- タイマー開始時刻:5:30を指定した
- タイマー終了時刻:1:00を指定した
- 動画再生アプリを利用
夜間はスライドショーを動かしている必要は無いので終了時刻と開始時刻を指定した。
その他
![その他 その他](https://i0.wp.com/www.souichi.club/wp-content/uploads/digital-photo-frame-12.png?resize=320%2C512&ssl=1)
- 画像キャッシュのクリア
- メディア(動画・音楽)キャッシュのクリア
- 設定の登録
- 設定の読み込み
- 設定の自動保存
- 操作説明
- 最近の更新情報
- 評価・感想・おすすめ
まとめ
なんだかんだで24時間365日稼働しっぱなしにしていると時々止まってしまう事がある。
その際は電源OFF後、再起動を手動で行っているのだが定期的にAndroid OSを再起動するアプリと組み合わせても良いのかも知れない(未検証)。
以上で古いAndroidタブレットをフォトフレームにした時の記事は終了とする。
この記事が何処かで誰かの役に立つことを願っている。
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保育園でFireHDを使って子どもたちの写真をスライドショーにできないかと思って検索していたところたどり着きました。
良さそうなアプリなので早速DLして試してみようと思います。
ヒロさん
コメントありがとうございます。
保育園で子供たちの写真をランダムに流すのは楽しそうですね。
デジタルフォトフレームアプリですがFotooも試しているので良かったらこちらの記事も御覧ください。
https://www.souichi.club/technology/digital-photo-frame02/
有難う御座います、本当に助かりました
BGMを付けれるデジタルフォトフレームを探したりしていましたが、タブレットにアプリの方がいいですねー
コメントありがとうございます。
古いタブレットの有効活用になった様で何よりです?