LINEボットを作りたかったので固定電話でLINEアカントを取得した | そう備忘録

LINEボットを作りたかったので固定電話でLINEアカントを取得した

固定電話でLINEアカウント

LINEボットを製作する為に固定電話の電話番号でLINEアカウントを作ってボット用の基本的な設定まで行ったときの備忘録。

尚、LINEボットのプログラム作成については別記事とする。

LINEアカウントは基本的には携帯の電話番号と紐付けられている。

LINEボットを製作しようと思い、新たなLINEアカウントが必要になったのだがその為だけに新規に通話用の電話番号を契約すると通話を使用しないのにも関わらず月額の費用が発生してしまう。

そこでデータ通信専用(SMS及び通話用の電話番号は持っていない)のタブレットにLINEアプリをインストールして自宅の固定電話の電話番号でLINEアカウントを作成した。

前半は固定電話でLINEアカウントを作成する方法、後半はLINE Developerの設定に関する記事とする。

作成手順

固定電話でLINEアカウントを登録してLINEボットを作成する為のLINE Developerを設定するまでの大まかな手順は以下の通り。

  1. LINEアプリのインストール
  2. LINEアプリの設定
  3. LINE Developerの設定

LINEアプリのインストール

データ通信専用のタブレットにLINEアプリをインストールする。

インストール後、LINEアプリを起動して「新規登録」をタップする。

LINE新規登録

LINEへの電話へのアクセス許可が表示されたので「今はしない」をタップした。

電話へのLINEのアクセス許可

固定電話番号を入力して「→」をタップする。

固定電話番号を入力する

SMSで認証番号を送ると表示されるので「OK」をタップした。

固定電話なのでSMSは受信出来ないがとりあえずOKを押してしまって問題ない。

SMSで認証番号

「固定電話番号にSMSを送信しました」のメッセージが表示されるが無視して下部の「通話による認証」をタップする。

通話による認証

「認証番号を電話にてお知らせします」のメッセージが表示されるので「OK」をタップすると固定電話に認証番号を知らせる電話がかかってくるので6桁の番号を入力する。

通話による認証の確認

認証番号が通ったら「アカウントを新規作成」をタップする。

アカウントを新規作成

アカウント名とアイコン画像を設定して「→」をタップする。

アカウント名の設定

LINEアプリ用のパスワードを登録して「→」をタップする。

尚、こちらのパスワードは後述のLINE Developerにログインする際のパスワードとしても使用する。

パスワードを設定する

友だち追加設定で友だち自動追加と友だちへの追加を許可のチェックを外して「→」をタップする。

友達の自動追加

固定電話なので年齢確認は行わず「あとで」をタップする。

年齢認証はスキップ

サービス向上のための情報利用に関するお願いを確認して「同意する」をタップする。

情報利用

位置情報の利用に関する同意とLINE Beaconの利用に関する同意は未チェックで「OK」をタップした。

このタブレット自体は普段使いの携帯では無いので位置情報に応じたサービスを提供されても使わないので未チェックにしている。

同意画面

友だちを連絡先に追加が表示されるのでキャンセルをタップした。

友だちを連絡先に追加

以上でLINEアプリのインストールは終了。

LINEアプリの設定

続いてLINEアプリにメールアドレスの設定を行う。

このメールアドレスで後述のLINE Developerにログインをするので設定をするのだが、LINE Developerを使用しないのであればメールアドレスの設定は不要だ。

ラインアプリの右上の歯車アイコン(設定)をタップする。

歯車アイコン(設定)

アカウントをタップする。

アカウントをタップする。

メールアドレスをタップする。

メールアドレス

設定したいメールアドレスを入力して「次へ」をタップする。

メールアドレスを登録

認証番号が先程のメールアドレス宛に送信されるので確認して入力する。

認証番号が送信される

メールアドレスが登録される。

以上でタブレットでのラインアプリ側の設定は終了。

メールアドレスが登録される

LINE Developerの設定

パソコンでLINE開発者用のこちらのURLに接続して「ログイン」をクリックする。

尚、この際に先程LINEアプリをインストールしたタブレットを手元に置いておくこと。

「LINEアカウントでログイン」をクリックする。

ビジネスアカウントでもログインが可能だがLINE Messaging APIを利用するのであればLINEアカウントが必要になる。

またはビジネスアカウントとLINEアカウントの連携設定を行えばビジネスアカウントでもLINE Messaging APIを利用することができるとの事(未検証)。

LINEアカウントでログイン

先程LINEアプリに登録したメールアドレスとパスワードを入力して「ログイン」ボタンをクリックする。

ログイン

下記の4桁の認証番号がパソコン側に表示される。

認証番号が表示される

3分以内にタブレットのLINEアプリにパソコン上で表示された4桁の番号を入力して「本人確認」ボタンをタップする。

この為にタブレットを近くに置いておく必要がある。

認証番号で本人確認

LINEアプリ側で本人確認が行われるとパソコン側で自動的にLINE Developerにログインされる。

アカウントの作成

  • Your name:自分の名前
  • Your email:自分のemail Address
  • I have read and agreed to the LINE Developers Agreementにチェック

「Create my account」ボタンをクリックした。

アカウントを作成する

尚、表示が英語だが右下の言語(Englishになっている)で日本語を選択すれば日本語表示になると思われる。

自分は気が付かなくてEnglishで設定を進めてしまった。

プロバイダーの作成

続いてプロバイダーの作成を行う。

「Create my provider」ボタンををクリックする。

Providerの作成
  • Provider name:任意の名前を入力する

「Create」ボタンをクリックする。

プロバイダー名の入力

Message API Channelの作成

プロバイダーが作成されるので続いて「Create Message API Channel」をクリックする。

Message API Channelの作成
  • Channel type:Messaging APIを選択
  • Provider:先程作成したプロバイダー名を選択

下にスクロールする。

Channel TypeとProviderの選択
  • Channel icon:電子工作の写真をアイコンに設定した
  • Channel name:任意のチャンネル名を設定した
  • Channel description:チャンネルの説明

下にスクロールする。

Channel Icon、Channel name、Channel descriptionの設定
  • Category:個人をプルダウンから選択した
  • Subcategory:個人(ITコンピューター)をプルダウンから選択した
  • Email Address:デフォルト表示されている

下にスクロールする。

Category等の設定

リンク先の「LINE公式アカウント利用規約」と「LINE公式アカウントAPIの利用規約」を確認して、

  • I have read and agree to the LINE Official Account Terms of Use
  • I have read and agree to the LINE Official Account API Terms of Use

にチェックを入れて「Create」ボタンをクリックする。

Craete

情報利用に関する同意についてが表示されるので確認して「同意する」をクリックする。

Message API Channelが作成されたので下にスクロールする。

作成された

今回の記事中では使用しないがLINEボットのプログラム中で使用するChannel secretとYour user IDを確認しておく。

Channel SecretとUser IDを控えておく

LINEBOT登録

作成したチャンネルを自分のLINEにLINEボットとして登録する。

Message APIタブをクリックすると表示されるQRコードで自分の携帯のLINEに友だち登録する。

Messaging APIタブ

自分のLINEに今回作成したLINEボットが友だち登録された。

友だち登録された

Channel Access tokenの取得

今回の記事では使用しないがLINEボットのプログラムで必要になるのでChannel Access Tokenを発行する。

パソコンのLINE Developer画面に戻り、下にスクロールしてChannel Access Tokenでissueをクリックする。

Channel Access Tokenの発行

Access Tokenが発行される。

Channel Access Tokenが発行された

応答設定

Basic SettingsのタブのLINE Official Account Managerのリンクをクリックする。

LINE Official Manager

左のメニューから応答設定を選択して、

  • 応答モード:Bot
  • あいさつメッセージ:オン
  • 応答メッセージ:オフ
  • Webhook:オン

に設定する。

応答設定

以上で今回の記事は終了とする。

最後に

この記事が何処かで誰かの役に立つことを願っている。

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souichirou

やった事を忘れない為の備忘録 同じような事をやりたい人の参考になればと思ってブログにしてます。 主にレゴ、AWS(Amazon Web Services)、WordPress、Deep Learning、RaspberryPiに関するブログを書いています。 仕事では工場に協働ロボットの導入や中小企業へのAI/IoT導入のアドバイザーをやっています。 2019年7月にJDLA(一般社団法人 日本デイープラーニング協会)Deep Learning for GENERALに合格しました。 質問は記事一番下にあるコメントかメニュー上部の問い合わせからお願いします。

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