Contact Form 7をバージョンアップしたらreCAPTCHA v3.に対応していた件 | そう備忘録

Contact Form 7をバージョンアップしたらreCAPTCHA v3.に対応していた件

Contact Form 7のバージョンアップ

WordPressの問い合わせフォームを作成してくれるプラグイン、Contact Form 7をVer 5.1にバージョンアップした所、reCAPTCHA v3.に対応をしていた。

今までのContact Form 7はreCAPTCHA v2.までの対応
Contact Form 7の更新履歴

ContactForm7のバージョンアップでreCAPTCHA(v3)に対応

それはそれで良いのだがreCAPTCHA v3.は改めてKeyを設定し直さないとそのままでは動作しない。

そしてバージョンアップした後に問い合わせフォームを見てみたらreCAPTCHAが動作していなかった。

問い合わせフォーム

バージョンアップ後、reCAPTCHAが動作していないい

そして早速、問い合わせフォームからスパムメールがやってきた

問い合わせフォームからスパムメール

今まで問い合わせフォームからスパムメールは来たことが無かったのでContact Form 7をバージョンアップしてわずか数時間の間にスパムメールが来たので、正直ちょっと驚いた。

きっとreCAPTCHAを設定していないとすごい数のスパムメールが来ていたのだと思う。

早速reCAPTCHA v3.の設定をすることにする。

2018年12月16日追記

Contact Form 7 Ver5.1(reCAPTCHA v3.)にしてからGoogleのチェックをすり抜けてくるスパムメールが増えた。

reCAPTCHA v2.の方が優秀だったのか何らかの設定ミスなのかが分からないのでもう少し調べてみるつもり。

2018年12月17日 追記

コメントにもあるがreCAPTCHA v3(Contact Form 7)でスパムメールがすり抜ける事があるよう。

Contact Form 7のサポートにも同様の質問が何件か来ている模様

またContact Form 7でreCAPTCHA v2に戻してほしいとの声も多いみたいなのでもう少し様子をみてみるつもり。

Contact Form 7 Ver5.1にバージョンアップをしていない人はひとまず待ったほうが良いかもしれない。

2018年12月19日 追記

Contact Form 7 Ver 5.11がリリース。

「reCAPTCHA: 中身のない応答トークンへの対処を変更」とあった。

とりあえずバージョンアップをして様子を見てみることにした。

2018年12月25日 追記

上記のVer5.11へのバージョンアップ後、一週間経過したがスパムメールは一通も来ないのでreCAPTCHA v3.で正しくスパムを弾いてくれているのだと思われる。

一方、念の為手動で問い合わせをした所、問い合わせメールが送信された。

作者の方、対応ありがとうございました。

reCAPTCHA v3.とv2.の違い

v3.になって一番大きな違いはユーザに判断を求める処理を要求しなくなったこと。

ユーザーとWebページとのやり取りからプログラムであるか人間であるかを自動で判断してくれる。

つまりフォームに以下のような入力チェックボックスや絵合わせは表示されない。

私はロボットではありません

質問者にとっては優しい仕様だと思う。

設定手順

まずはreCAPTCHA v3.のサイトに接続してGoogleアカウントでログインする。

reCAPTCHA v3のサイト

下記の画面が表示されるので必要事項を入力する。

reCAPTCHA v3.の登録

Label分かりやすいようにsouichi.club(ドメイン名)を入力した
reCAPTCHA v3選択した
Domainssouichi.clubを入力した
Accept the reCAPTCHA Terms of Service.利用規約の同意
チェックした後にRegister(登録)をクリックする

Site KeyとSecret Keyが表示されるので、とりあえずこの画面はそのまま表示しておく。

Site KeyとSecret Keyの表示

WordPressのメニューからお問い合わせー>インテグレーションをクリックしてreCAPTCHAの「インテグレーションのセットアップ」をクリックする。

お問い合わせ インテグレーション

先程の画面のSite KeyとSecret Keyをコピーして貼り付けた後、「変更を保存」ボタンをクリックする。

Contact Form 7にKeyを設定

Keyの設定はこれで終了。続けて「Contact Form 7の設定を検証する」をクリックする。

Contact Form 7の設定を検証する

「1個のコンタクトフォームを検証する」をクリックする。

Contact Form 7を検証する

以下のメッセージが表示されれば検証は終了。

検証終了

問い合わせフォームを確認してみた所、送信ボタンの上にあったreCAPTCHAのチェックは無くなっていて代わりに右下にreCAPTCHAのアイコンが表示されていた。

恐らくこれでロボットからの入力は自動的にはじいてくれるはず。

問い合わせフォーム

以上でreCAPTCHA v3.への対応は終了。

souichirou

やった事を忘れない為の備忘録 同じような事をやりたい人の参考になればと思ってブログにしてます。 主にレゴ、AWS(Amazon Web Services)、WordPress、Deep Learning、RaspberryPiに関するブログを書いています。 仕事では工場に協働ロボットの導入や中小企業へのAI/IoT導入のアドバイザーをやっています。 2019年7月にJDLA(一般社団法人 日本デイープラーニング協会)Deep Learning for GENERALに合格しました。 質問は記事一番下にあるコメントかメニュー上部の問い合わせからお願いします。

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2件のフィードバック

  1. NX より:

    reCAPTCHA v3 のすり抜けを調べていて辿り着きました。
    やはり同様の現象起こっていますよね。
    Contact Formのレビューでもv2への再対応を望む声が増えてます。

    • souichirou より:

      コメントありがとうございます。
      なるほど、reCAPTCHA v3の問題の様ですね。
      1日に2~3件、すり抜けてくるようですのでv2にも再対応してもらえると助かりますね。

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