Wp-Insertプラグイン ~WordPress~ | そう備忘録

Wp-Insertプラグイン ~WordPress~

Wp-Insertプラグインとは

Wp-Insertプラグインはページの様々な場所に広告や定型文を表示するためのWordPressのプラグイン。

例えば全ての記事の最後に同じバナー広告を載せたい場合は記事の最後の毎回同じHTMLをコピペすれば実現することはできる。

しかし広告を変えたいときには全ての記事を呼び出してまたコピペで変更をする必要がある。

Wp-Insertプラグインを使えば一度で複数ページの広告や定型文を変更することができる。

このサイトでもWp-Insertプラグインインストールして使ってみたのでその時の備忘録。

尚、Wp-Insertは機能的には充実していると思うのだがメニューが英語の為か他のプラグインと比較して日本語の記事が少ないように感じた。

なるべく分かりやすように書いたつもりなので、このプラグインを使用したい人の参考になれば幸いです。

主な機能

Wp-Inertの主な機能は以下の通り

  • 表示位置をコンテンツの最初、中間、最後、上(下)から何節目など複数の指定が出来る
  • 表示のルールを複数設定できる(詳細は後述)
  • 地域別の表示設定ができる
  • デバイス(デスクトップ、タブレット、モバイルなど)別の表示/非表示の設定が出来る

インストール方法

WordPressのメニューからプラグインー>新規追加、プラグインの検索欄に”WP Insert”と入力して検索するとWp-Insertプラグインが現れるので「今すぐインストール」ボタンをクリックする。

Wp-Insert インストール

インストールが終了したら「有効化」ボタンをクリックする。

有効化ボタンをクリックする

WordPressのメニューにWp Insertが追加される。

メニューにWp Insertが追加される

記事内広告(定型文)の追加

In-Post-Ads(記事内広告)で「Add News」ボタンをクリックする。

In-Post-AdsでAdd News

広告、定型文設定用のウィンドウが表示される。

設定ウィンドウは以下の7つのセクションに分かれている。

  1. location(広告の表示位置)
  2. Ad Code(広告・定型文のコード)
  3. Rules(表示ルール)
  4. Geo Targeting(国別設定)
  5. Device & Styles(デバイス別表示/非表示)
  6. Notes(タイトル、備考)
  7. Manual Override(手動ショートコード)

location

広告、定型文の表示位置を指定する。

Location設定

Above Post Content記事の最初(先頭)に表示する
Middle of Post Content記事の中間に表示する
Below Post Content記事の最後に表示する
To the Left of Post Content記事の左側に表示する

記事の左に表示

To the Right of Post Content記事の右側に表示する
After nnn Paragraph in Post Content (From the Top)記事の先頭からnnn番目の文節に表示する

nnnは1stから10thまで選べる

After nnn Paragraph in Post Content (From the Bottom)記事の最後からnnn番目の文節に表示する

nnnは1stから10thまで選べる

Ad Code

広告や定型文を貼り付ける。

広告の貼り付け

Rules

表示するページやルールを設定する。

  • status:Show Ads(表示)
  • status:Hide Ads(非表示)

Ruleの設定

Logged in UsersWordPressの会員としてログインしている時に表示するかしないかの指定

例)ログインすると非表示となる項目の設定について

  • Logged in Users:Hideに設定
  • Single Posts(下記参照):Showに設定
  • Ad Code:”会員は表示されない”の文言を指定

に設定すると

非ログイン時は記事の先頭に文言が表示される

ログイン前

ログインをすると非表示になる

ログイン時は非表示

Mobile Devicesモバイルデバイスで表示するかどうかの指定
404 Pages「エラー404 ページが見つかりません」の際にShowにするのだと思うのだが表示されなかった

恐らくどこかの設定の問題だとは思うのだが原因が分かったら追記することにする

HomeHome(ホームページ)に表示するかどうかの指定

Homeでは表示/非表示の他にInstancesを指定する事ができる

Instancesに指定をするとHomeの表示から除外される

例)

  • location:Above Post Content(記事の先頭)
  • HomeのstatusをShow
  • Ad Code:”Homeへの表示”の文字列
  • Instancesに”Hide on 2nd Post”を追加する

HomeにInstancesを指定する

ホームページの各記事の抜粋文書の前に”Homeへの表示”と表示されているが2つ目の記事だけはinstancesの設定により表示されていない

表示例

Homeへの表示例

ArchivesArchive(アーカイブ)の各記事の抜粋文に表示するかどうかの指定

Homeと同様にinstancesを指定することが出来る

またlocationはAbove Post Content(記事の先頭)を指定する(のだと思う)

Search ResultsSearch Results(検索結果)の各記事の抜粋文に表示するかどうかの指定

Homeと同様にinstancesを指定することが出来る

またlocationはAbove Post Content(記事の先頭)を指定する(のだと思う)

Single PagesSingle Pages(固定ページ)に表示するかどうかの指定

Exceptions(除外ページ)を指定する事ができる

固定ページの一覧がリスト形式で表示されるので非表示にしたいページを指定する

Single PostsSingle Posts(記事)に表示するかどうかの指定

Exceptions除外ページをリストから指定する
Category Exceptions除外カテゴリーをリストから指定する

この指定を利用するとカテゴリー毎の広告を指定することも可能だが除外方式なので新しいカテゴリーが追加されたら新たに設定をする必要がある

Category ArchivesCategory Archives(カテゴリー・アーカイブ)に表示するかどうかの指定

Single Post(記事)と同様にExceptions(除外ページ)と除外カテゴリーを指定することができる

Geo Targeting

国毎の広告を設定する事ができるのだと思う(未検証)

国と広告コードを指定する模様

GEO Targeting広告

Devices & Styles

デバイス毎の表示設定を行う。

Device Desktop設定

Device – Large Desktopデスクトップ(大)で表示するかどうかの指定

Device Width (px)デフォルトで1200(px)が指定されている

ここで指定されているピクセル以上の幅の全てのデバイスに適用される

Ad Width (px)広告幅をピクセルで指定する

未指定の場合は自動幅になる

Styles広告のカスタマイズにcssを指定できる
Devices – Medium Desktopデスクトップ(中)で表示するかどうかの指定

Device Widthは992(px)がデフォルトで設定されているが、この設定値より大きくてデスクトップ(大)の設定値より小さい全てのデバイスに適用される

Device Width (px)、Ad Width (px)、Stylesの設定は”Device – Large Desktop”と同様

Devices – Tabletタブレットで表示するかどうかの指定

Device Widthは767(px)がデフォルトで設定されているが、この設定値より大きくてデスクトップ(中)の設定値より小さい全てのデバイスに適用される

Device Width (px)、Ad Width (px)、Stylesの設定は”Device – Large Desktop”と同様

Devices – Mobile (Normal)モバイル(標準)で表示するかどうかの指定

Device Widthは480(px)がデフォルトで設定されているが、この設定値より大きくてタブレットの設定値より小さい全てのデバイスに適用される

Device Width (px)、Ad Width (px)、Stylesの設定は”Device – Large Desktop”と同様

Devices – Mobile (Small)モバイル(小)で表示するかどうかの指定

モバイル(標準)より小さい全てのデバイスに適用される

Ad Width (px)、Stylesの設定は”Device – Large Desktop”と同様

Styles (Common)上記の広告のcss(共通)を指定する

Notes

notes

Title自動的に文字列が割り当てられる

将来的には広告ウィジェットを識別する為に使われるらしい

Notes備考欄

Manual Override

広告がうまく表示されない時に手動で設定するショートコード。

広告のショートコード

Code to add to your post/page content 広告用のショートコード

更新

設定終了後に左下のスイッチを右側に移動して緑色になったら「Update」ボタンをクリックする。

反映&更新処理

その他

その他の機能は、

  • ウィジェット内への広告
  • テーマファイル内に直接埋め込まれた広告
  • ショートコードを使った広告
  • AdSenseの自動広告
  • 法的ページ(プライバシーポリシーやコピーライツなど)
  • トラッキングコードの埋め込み
  • 複数の広告のA/Bテスト
  • ads.txtの設定

などがある。

今後試してみたら順次追記していきたい。

souichirou

やった事を忘れない為の備忘録 同じような事をやりたい人の参考になればと思ってブログにしてます。 主にレゴ、AWS(Amazon Web Services)、WordPress、Deep Learning、RaspberryPiに関するブログを書いています。 仕事では工場に協働ロボットの導入や中小企業へのAI/IoT導入のアドバイザーをやっています。 2019年7月にJDLA(一般社団法人 日本デイープラーニング協会)Deep Learning for GENERALに合格しました。 質問は記事一番下にあるコメントかメニュー上部の問い合わせからお願いします。

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3件のフィードバック

  1. mama より:

    はじめまして。
    Wp-Insertプラグインのわかりやすい説明をありがとうございました。
    Wp-Insertプラグインのことでどうしてもわからないことがありまして、質問させていただけたらと思っております。
    掲載したバナーを消去したのですが、PCは表示されなくなったのですが、スマホでは表示されてしまう現象がでました。
    Mobile Devicesを非表示にし、アップデートしても消えず、バナーコードを消してアップデートしても消えず、Wp-Insertプラグインを消去してもスマホのみバナーの表示が消えません。
    教えていただけたら大変助かります。

  2. mama より:

    記事を再更新したら、バナーが消えました。
    お騒がせしましてすみませんでした。

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