ubuntuにLAMP環境を構築する ~Amazon EC2の立ち上げ~
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LAMP環境のインストール
前回は「Ubuntuにてtaskselのインストール」にて複数のパッケージをインストールするのに便利な tasksel をインストールした。
今回は Ubuntu Server 16.04 LTS に LAMP 環境をインストールする。
LAMP(ランプ)環境とはLinux、Apache、MySQL、PHP(もしくはPythonかPerl)で構築されている環境の事でそれぞれの頭文字をとっている。
Linux でデータベースや WEBサーバーを構築する際の”定番”の環境なのだが、最近では Apache では無く高速なnginx(エンジンエックス)を使用するケースも増えてきた。
また WordPress のデータベースは MySQL 以外では PostgreSQL にも対応している。
しかし MySQL を利用している環境が多く、ネット上の資料も豊富なので素直に MySQL を選択することにする。
インストールは前回インストールした tasksel からのインストールを行う。
以下のコマンドで tasksel を起動する。
sudo tasksel
上下キーで移動、スペースで選択、タブでOKに飛べるので LAMP Server にチェックして「OK」を選択する。
![LAMP server](https://i0.wp.com/www.souichi.club/wp-content/uploads/2018/01/ec2-39.jpg?resize=716%2C467&ssl=1)
しばらく待つと MySQL の root ユーザのパスワードを何にするかを聞かれるので、2回同じパスワードを入力する。
このパスワードは後ほど、WordPress のデータベース環境を構築する際に必要になるので控えておく。
![LAMP MySQL password](https://i0.wp.com/www.souichi.club/wp-content/uploads/2018/01/ec2-40.jpg?resize=714%2C467&ssl=1)
プログレスバーが表示されるのでしばらく待つ。
![LAMP](https://i0.wp.com/www.souichi.club/wp-content/uploads/2018/01/ec2-41.jpg?resize=721%2C473&ssl=1)
プログレスバーが 100% になってインストールが終了する。
結構簡単に Apache、MySQL、PHP がインストールされた。
phpのバージョンの確認
以下のコマンドで有効な PHP のバージョンを確認できる。
php -v
同様に apache のバージョンは以下のコマンドで確認する。
apache2 -v
MySQLのstatusの確認
MySQL が正しくインストールされているかを確認するために、以下のコマンドでMySQLに接続する。
password は先程設定したパスワードを指定して root ユーザで MySQL にログインをする。
mysql -u root -ppassword
ログインをしたら status コマンドで MySQL の各種ステータスが表示される
mysql> status
今回の記事は以上で終了とする。
次回の「UbuntuにFTP Serverの設定」の記事に続く
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