ubuntuにLAMP環境を構築する ~Amazon EC2の立ち上げ~
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LAMP環境のインストール
前回は「Ubuntuにてtaskselのインストール」にて複数のパッケージをインストールするのに便利な tasksel をインストールした。
今回は Ubuntu Server 16.04 LTS に LAMP 環境をインストールする。
LAMP(ランプ)環境とはLinux、Apache、MySQL、PHP(もしくはPythonかPerl)で構築されている環境の事でそれぞれの頭文字をとっている。
Linux でデータベースや WEBサーバーを構築する際の”定番”の環境なのだが、最近では Apache では無く高速なnginx(エンジンエックス)を使用するケースも増えてきた。
また WordPress のデータベースは MySQL 以外では PostgreSQL にも対応している。
しかし MySQL を利用している環境が多く、ネット上の資料も豊富なので素直に MySQL を選択することにする。
インストールは前回インストールした tasksel からのインストールを行う。
以下のコマンドで tasksel を起動する。
sudo tasksel
上下キーで移動、スペースで選択、タブでOKに飛べるので LAMP Server にチェックして「OK」を選択する。
しばらく待つと MySQL の root ユーザのパスワードを何にするかを聞かれるので、2回同じパスワードを入力する。
このパスワードは後ほど、WordPress のデータベース環境を構築する際に必要になるので控えておく。
プログレスバーが表示されるのでしばらく待つ。
プログレスバーが 100% になってインストールが終了する。
結構簡単に Apache、MySQL、PHP がインストールされた。
phpのバージョンの確認
以下のコマンドで有効な PHP のバージョンを確認できる。
php -v
同様に apache のバージョンは以下のコマンドで確認する。
apache2 -v
MySQLのstatusの確認
MySQL が正しくインストールされているかを確認するために、以下のコマンドでMySQLに接続する。
password は先程設定したパスワードを指定して root ユーザで MySQL にログインをする。
mysql -u root -ppassword
ログインをしたら status コマンドで MySQL の各種ステータスが表示される
mysql> status
今回の記事は以上で終了とする。
次回の「UbuntuにFTP Serverの設定」の記事に続く
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