Oracle VM VirtualBoxに共有フォルダーの設定をする | そう備忘録

Oracle VM VirtualBoxに共有フォルダーの設定をする

共有フォルダーの設定

以前の記事でWindowsマシンにOracle VM VirtualBoxをインストールしてVM環境にUbuntu 16.04 Serverをインストールした。

更にVM内のUbuntuとWindowsとでフォルダーを共有してファイルのやり取りが出来るよう設定を行う。

手順

大まかな手順は以下の通り。

  1. VirtualBoxのGuest Additionsをインストールする
  2. VirtualBoxで共有フォルダーの設定を行う
  3. プロファイルに対象フォルダをマウントするコマンドを記述する
  4. ログインをし直す

Guest Additionsをインストールする

サーバーなのでdesktop環境をインストールしていないのでコマンドでVirtualBoxのGuest Additionsのユーティリティをインストールする。

Guest Additionsは機能拡張の為のパッケージ。

ファイルの共有や今回は使用しないが画面解像度の変更等の機能拡張をする事ができる。

apt-get install virtualbox-guest-utils

共有フォルダーの設定

VirtualBoxの設定から共有フォルダーの設定を行う。

VirtualBox 設定

左のメニューから「共有フォルダー」を選択して右側の「+」ボタンをクリックする。

VirtualBox 共有フォルダー

フォルダーのパスでWindows上の共有したいフォルダーを指定する。

フォルダー名は自動的に設定されるので「永続化する」にチェックを入れて「OK」ボタンをクリックする。

VirtualBox 共有フォルダーの指定

共有フォルダーの一覧に追加される

共有フォルダー一覧に追加される

もしUbuntuを起動していたら念の為、shutdownする。

プロファイルを編集

共有用のディレクトリを作成する。

.profileにコマンドを記述してログイン時に共有ディレクトリをマウントする様にする。

cd ~/
mkdir share00
sudo vim .profile

最下行に

sudo mount.vboxsf share00 ~/share00

の行を追加する。

.profileにマウントコマンド

2020年4月14日 追記

mount時にNo such deviceのエラーになってしまう事があったのでその時のことを記事にしている

再ログイン

一旦ログアウトして再ログインをする。

share00のディレクトリを確認してみると先程指定したWindowsのフォルダーと共有されているのでこのディレクトリを通じてWindowsとのファイルのやり取りが出来るようなった。

souichirou

やった事を忘れない為の備忘録 同じような事をやりたい人の参考になればと思ってブログにしてます。 主にレゴ、AWS(Amazon Web Services)、WordPress、Deep Learning、RaspberryPiに関するブログを書いています。 仕事では工場に協働ロボットの導入や中小企業へのAI/IoT導入のアドバイザーをやっています。 2019年7月にJDLA(一般社団法人 日本デイープラーニング協会)Deep Learning for GENERALに合格しました。 質問は記事一番下にあるコメントかメニュー上部の問い合わせからお願いします。

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