Oracle VM VirtualBoxに共有フォルダーの設定をする
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共有フォルダーの設定
以前の記事でWindowsマシンにOracle VM VirtualBoxをインストールしてVM環境にUbuntu 16.04 Serverをインストールした。
更にVM内のUbuntuとWindowsとでフォルダーを共有してファイルのやり取りが出来るよう設定を行う。
手順
大まかな手順は以下の通り。
- VirtualBoxのGuest Additionsをインストールする
- VirtualBoxで共有フォルダーの設定を行う
- プロファイルに対象フォルダをマウントするコマンドを記述する
- ログインをし直す
Guest Additionsをインストールする
サーバーなのでdesktop環境をインストールしていないのでコマンドでVirtualBoxのGuest Additionsのユーティリティをインストールする。
Guest Additionsは機能拡張の為のパッケージ。
ファイルの共有や今回は使用しないが画面解像度の変更等の機能拡張をする事ができる。
apt-get install virtualbox-guest-utils
共有フォルダーの設定
VirtualBoxの設定から共有フォルダーの設定を行う。
左のメニューから「共有フォルダー」を選択して右側の「+」ボタンをクリックする。
フォルダーのパスでWindows上の共有したいフォルダーを指定する。
フォルダー名は自動的に設定されるので「永続化する」にチェックを入れて「OK」ボタンをクリックする。
共有フォルダーの一覧に追加される
もしUbuntuを起動していたら念の為、shutdownする。
プロファイルを編集
共有用のディレクトリを作成する。
.profileにコマンドを記述してログイン時に共有ディレクトリをマウントする様にする。
cd ~/
mkdir share00
sudo vim .profile
最下行に
sudo mount.vboxsf share00 ~/share00
の行を追加する。
mount時にNo such deviceのエラーになってしまう事があったのでその時のことを記事にしている。
再ログイン
一旦ログアウトして再ログインをする。
share00のディレクトリを確認してみると先程指定したWindowsのフォルダーと共有されているのでこのディレクトリを通じてWindowsとのファイルのやり取りが出来るようなった。
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