配列操作ブロックについて ~レゴマインドストームEV3~
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配列操作ブロックとは
教育用レゴマインドストームEV3の配列操作ブロックについて分かっている事を書いておく。
配列操作ブロックは数値配列やロジック配列の操作(追加、読み込み)を行うブロック。
配列とは
配列とは同じ種類の値を複数格納することができる入れ物でインデックスを用いて中の要素にアクセスをすることができる。
下記の図は1から順番に整数を格納した数値配列の例
インデックスは0から始まることに注意
また数値が格納されていれば数値配列、ロジック(”真” or ”偽”)が格納されていればロジック操作となる。
機能
配列操作ブロックには以下の4種類の機能がある
- 追加
- インデックスで書き込み
- インデックスで読み込み
- 長さ(配列の数)
追加
配列の一番後ろに数値(またはロジック)を追加する
インデックスで読み込み
指定したインデックス(番目)の数値(またはロジック)を取り出す。
インデックスは0から始まることに注意
配列操作 | インデックスで読み込み、数値(またはロジック)を指定する 以下は数値配列のインデックスで読み込みの例(ロジックの場合も基本的な動作は同じ)
| |||||||||
配列入力 | 元の配列を指定する 指定方法は前述の配列入力と同様 | |||||||||
インデックス | 0から始まるインデックス(配列の格納位置)を指定する | |||||||||
値 | 読み込まれる(取り出される)値 |
インデックスで書き込み
指定したインデックス(番目)の数値(ロジック)を更新する。
インデックスは0から始まることに注意
配列操作 | インデックスで書き込み、数値(またはロジック)を指定する 以下は数値配列のインデックスで読み込みの例(ロジックの場合も基本的な動作は同じ)
| ||||||||||||
配列入力 | 元の配列を指定する 指定方法は前述の配列入力と同様 | ||||||||||||
インデックス | 0から始まるインデックス(配列の格納位置)を指定する | ||||||||||||
値 | 書き込まれる値 | ||||||||||||
配列出力 | 値が書き込まれた配列を出力する データワイヤーで変数ブロック(配列)に出力する |
長さ
配列入力で指定された配列の長さ(要素の数)を出力する
配列の要素の数だけループを回したいときなどに使用する
配列操作 | 長さ、数値(またはロジック)を指定する 以下は数値配列の長さの取得の例(ロジックの場合も基本的な動作は同じ)
| ||||||
配列入力 | 長さ(要素の数)を測りたい配列を指定する 指定方法は前述の配列入力と同様 | ||||||
長さ | 配列の長さ(要素の数)を出力する |
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