レゴ・マインドストームのバージョンの違いについて
Contents
レゴマインドストームのバージョンについて
レゴマインドストームには様々なバージョンがあって以前のバージョンも売っていたりするので最初に買う時にちょっと戸惑った。
備忘録として分かっていることを書いておく。
初代レゴマインドストーム RCX | 初代のレゴマインドストーム こちらは今は販売していないので間違って購入することは無いと思う |
レゴマインドストーム NXT | 2006年発売のレゴマインドストームの2代目 今でも楽天やアマゾンで販売しているのでEV3との違いが分からずに最初は混乱した 小売り版と教育用の2つのバージョンがあってプログラミング用のソフトは別売だった模様 その後、NXT 2.0などが発売された |
レゴマインドストーム EV3 | 2013年発売のレゴマインドストームの3代目 NXTと同様に玩具版と教育版の2バージョンがある このブログでのレゴはEV3の教育版をつかっている |
EV3の玩具版と教育版の違い
基本的には”作れるモノ”が違うのと”センサー類”が違っている
組み立てられるもの
玩具版
ロボットや蛇や昆虫を模したロボット等どちらかと言えば男の子が好きそうなロボット類を組み立てることができる。
教育版
このブログでも紹介しているトレーニングロボットやロボットアーム、カラーソーターなどを組み立てることができる。
自分はプログラミングと様々な試行錯誤をするのにあたって拡張性がありそうだったので教育版を選択した。
付属センサー類や機能の違い
教育版にあって玩具版に無いもの(または数が少ないもの)
超音波センサー 超音波を出して物体との距離を測定する事ができるセンサー 片方から超音波を出して一方で反射した超音波を受信して、時間差で物体との距離を測定することができる 障害物を検知して動きを止めたりする時に使用する 超音波センサーを使ったプログラミングの例はこちら | |||||
タッチセンサー 先端の赤い所で「押されている」「押されていない」状態を判定できるセンサー 教育版は2個ついているの対して玩具版は1つしかついていない しかしタッチセンサーを2つ使うシーンは今までそれ程あったわけでは無い | |||||
ジャイロセンサー 上部の赤い点を中心とした回転の角度や角速度(単位時間辺りの角度)を判別することができるセンサー ”右に45度旋回”などとプログラミングしたい時に使用する ジャイロセンサーを使ったプログラミングの例はこちら | |||||
充電式バッテリー 単三電池でも動作はするがあったほうが便利だとは思う | |||||
トレー パーツの分類に便利なトレー ジップロックや100円ショップで購入したトレーで代用もできるけど専用トレーなので使いやすい ちなみに細かいパーツの分類は”色”よりも”形”や”大きさ”で分類した方が使いやすい
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データロギング機能 各種センサーの値をロギングして時系列にデータとグラフの両方で表示する事ができる 各種センサーの値の推移やモーターのパワー、角度、ジャイロセンサーの推移などを細かく表示する事ができるのでプログラミング中で動作が思い通りにならず、分からなくなった時には役に立つ データロギングのプログラミング例はこちら | |||||
コンテンツエディター機能 レゴマインドストームソフトウェアのプログラミングをサポートする機能のひとつ 動画や説明文でプログラミングをサポートする また編集してコンテンツを追加する事も可能なので教育用ツールとして使用できる |
玩具版にあってに教育版に無いもの
赤外線センサーとリモコン
赤外線を受信することができるセンサー
別売で購入する事ができるのでそのうち試してみるつもり
教育版EV3の拡張セット
教育版では基本セットの他に拡張セットを追加で購入する事ができる。
拡張セットを購入すると上の写真のエレファント、Znap、ステアクライマー、タンクボットなどを追加で組み立てることができるようになる。
※基本セットが必要
これはそのうち試してみるつもり。
ソフトウェアについて
センサーやモーターの制御をするにはプログラミング用のソフトウェアが必要になる。
レゴマインドストーム NXTでは別売だったソフトウェアがEV3では無料でダウンロードできる様になっている。
玩具版EV3 | タブレット用にプログラミング・アプリとコマンダー・アプリ(制御用アプリ)がGooglePlayとAppleStoreにあった GooglePlayのプログラミング用アプリ パソコン用ソフトウェアは見つからなかった(無いのかも) |
教育版EV3 | パソコン用ソフトウェアはこちらから無料でダウンロードできる パソコン用ソフトウェアの画面ショットはこのブログの他の記事を参照 タブレット用はGooglePlayとAppleStoreで無料でアプリをダウンロードできる 下記はAndroidのタブレット用アプリの画面ショット。 Android用アプリ パソコン用ソフトウェアと比較すると機能が限定されているが主要なセンサーやモーター制御のブロックは揃っているのでパソコンを持っていない人がプログラミングの基本を学ぶにはこれでも良いと思う。 |
その他
並行輸入品について
レゴの場合は以前からマインドストームに限らずレゴ・フレンズやレゴ・クリエイターでも並行輸入品が数多く出回っている。
以前は円高の影響で並行輸入品の方がかなり安かったが今は(2018年10月)価格差は縮まってきていると感じる。
レゴフレンズやレゴクリエイターでは設計図を見ながら組み立てるだけなので並行輸入品でも何も問題は無かった。
マインドストームでも恐らく同じように動くとは思うが精密部品もあるので並行輸入品を選ぶ人は自己責任で選んだ方が良いと思う。
自分の場合は悩んだ末に初めてということもあり日本の正規代理店のアフレルから購入した。
その後のサポートを考えると良かったとは思っているが2台目、3台目となると並行輸入品にするかも知れない。
並行輸入品について
レゴの場合は以前からマインドストームに限らずレゴ・フレンズやレゴ・クリエイターでも並行輸入品が数多く出回っている。
以前は円高の影響で並行輸入品の方がかなり安かったが今は(2018年10月)価格差は縮まってきていると感じる。
レゴフレンズやレゴクリエイターでは設計図を見ながら組み立てるだけなので並行輸入品でも何も問題は無かった。
マインドストームでも恐らく同じように動くとは思うが精密部品もあるので並行輸入品を選ぶ人は自己責任で選んだ方が良いと思う。
自分の場合は悩んだ末に初めてということもあり日本の正規代理店のアフレルから購入した。
その後のサポートを考えると良かったとは思っているが2台目、3台目となると並行輸入品にするかも知れない。
玩具版並行輸入品
玩具版の並行輸入品は以下のリンク先を参照。
教育版並行輸入品
充電器が付いているのは日本仕様のみの模様。
下記のリンクのアマゾンのコメント欄に「充電器がついていない(英語)」のコメントが散見されているので充電器がついていないのかも知れない(未確認)
外国の方が多いみたいだが評価は高めだった。
教育版の「学生・教育機関限定」について
レゴマインドストームEV3 教育版ではアマゾンや楽天で「学生/教育機関向け限定販売条件付き」などの文言が書いてある。
一方、並行輸入品にはそのような条件が書いてないので、最初は戸惑った。
ちなみにアメリカのLEGO EDUCATIONのオンラインショップでは「教育機関向け」の様な条件は見当たらなかったので、本家では条件を付けずに販売している模様。
自分は教育機関には所属していないけれども子供(小学生)と一緒に学習する目的なので大丈夫そうだとも思いつつも、念の為アマゾンのコメント欄で具体的な条件を聞いてみたのだが、結局返事が無かった。
もしかしたら自分が学生か教育機関に所属していないと購入できないのかも知れない。
いっその事、並行輸入品にしようかとも思い、色々な所を探してみたらアフレルのオンラインショップでは”家庭学習向けセット”と明確に書いてあったのでそちらで購入する事にした。
アフレルのサイト ↓
ユーザ登録をしてしばらく使っていた時の事、ファームウェアのバージョンアップで失敗してハマっていた時に藁にもすがる思いでアフレルのカスタマーセンターにメールで問い合わせたら速攻で返事が来たので、なんだかんだで並行輸入品にしなくて良かったとは思っている。
以上で今回の記事を終了とする。
この記事が何処かで誰かの役に立つことを願っている。
尚、当記事中の商品へのリンクはAmazonアソシエイトへのリンクが含まれています。Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ていますのでご了承ください。
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