トレーニングロボットで直線運動のプログラミング ~レゴマインドストームEV3~ | そう備忘録

トレーニングロボットで直線運動のプログラミング ~レゴマインドストームEV3~

トレーニングロボットとは

教育用レゴマインドストームEV3のトレーニングロボットを組み立てて直線運動のプログラムを作成する。

トレーニングロボットはLモーター2つで両輪を動かして前後・回転運動など基本的な動作ができる。

また色々なセンサーを付けて色や物体との距離を判定したりとプグラミングの基本的な動作を試行錯誤して検証することができる名前の通りトレーニング用のロボット。

レゴ トレーニングロボット

トレーニングロボットの組み立て

組み立て自体はそれほど難しい事はないのでMINDSTORMS ソフトウェアの組み立て説明書に沿って組み立てる。

組み立て動画

トレーニングロボットの組み立ての動画はこちら

使用するブロック

使用するブロックは以下の2つ

ステアリングブロック

Lモーターを2つ同時に動かしてトレーニングロボットを操縦するブロック。

指定できるパラメーターは下記の通り

ステアリング

動作する単位(種類)を指定する。

ステアリング

複数の指定方法があるので目的に合った動作を選ぶ。

オフLモーターをオフにする
オンLモーターをオンにする
秒数指定された秒数だけ動作する
角度指定された角度だけ動作する(360度=1回転)
回転数指定された回転数だけ動作する

ステアリング・方向

左方向、直進、右方向と数値またはゲージでステアリングの方向を選ぶ。

ステアリング・方向

パワー

パワーを-100~100の範囲で数値またはゲージで指定する。

マイナスは逆回転(後進)する。

ステアリング・パワー

回転数・角度・秒数

ステアリングパラメータが回転の時は回転数、角度の時は度数、秒の時は秒数で動作する量を指定する。

ステアリング・回転数、角度

ブレーキ方法

2種類のブレーキ方法がある

ステアリング・ブレーキ方法

動作が終了すると同時に停止する。
惰性運転をしながら停止する。

待機ブロック

プログラムが始まってから1秒間待機する。

レゴマインドストームEV3 待機ブロック

プログラム全体

プログラム全体は以下の通り。

直進運動を前後に繰り返す単純なプログラム。

トレーニングロボット 直線運動プログラム

プログラム開始
2回転、直進する

  • 回転数指定
  • 直進
  • 50(パワー)
  • 2(回転)
1秒間待機
720度(=2回転)後進する

  • 角度指定
  • 直進
  • -50(パワー):逆回転
  • 720度(=2回転)
1秒間待機
 61秒間、直進する

  • 秒数指定
  • 直進
  • 50(パワー)
  • 1(秒)
  • 惰性ブレーキ

実際に動かしてみた動画

プログラミングからトレーニングロボットの動きが分かる動画です。

以上でトレーニングロボットの直線運動のプログラミングを終了します。

souichirou

やった事を忘れない為の備忘録 同じような事をやりたい人の参考になればと思ってブログにしてます。 主にレゴ、AWS(Amazon Web Services)、WordPress、Deep Learning、RaspberryPiに関するブログを書いています。 仕事では工場に協働ロボットの導入や中小企業へのAI/IoT導入のアドバイザーをやっています。 2019年7月にJDLA(一般社団法人 日本デイープラーニング協会)Deep Learning for GENERALに合格しました。 質問は記事一番下にあるコメントかメニュー上部の問い合わせからお願いします。

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