WP-DBManagerプラグイン ~WordPressでブログを始める~
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WP-DBManagerプラグインについて
このブログ(そう備忘録)はWordPressで書いている。
そして記事の内容はMySQLというデータベースに保存される。
何らかの事故でデータベースが飛んでしまった時に復元ができるようにデータベースのバックアップを定期的に取得しておく事にする。
しかし毎回手動で接続してコマンドでバックアップするのは面倒なのでプラグインで自動的に実行できるプラグインを探した。
WP-DBManagerはデータベースを簡易に管理する為のプラグイン。
主に以下の事ができる。
- データベースの自動/手動・最適化
- データベースの自動/手動・修復
- データベースの自動/手動・バックアップ
- データベースの手動・復元
現在はこのプラグインでは無くUpdraftPlusでバックアップを行っている。
理由はGoogleDriveやDropBoxなどのクラウドストレージにバックアップできる事とプラグインやテーマ、そしてアップロードした画像もまとめてバックアップしてくれのでこちらを選択した。
その時の記事はこちらを参照
インストール
WordPressのメニューからプラグインー>新規追加。検索フィールドに”WP-DBManager” を入力して検索したら「今すぐインストール」「有効化」でインストールはできる。
WordPressのメニューに ”Database” が追加されて各種設定ができるようになる。
DB Optionsメニュー
WordPressのメニューからDatabaseー>DB Optionsでデータベースのバックアップの設定をする。
Paths
データベースコマンドや格納場所のパスを指定する。
Path To mysqldump | /usr/bin/mysqldump mysqldump(コマンド)へのパス。 基本的にデフォルトで設定されている。 もし違っていたら「Auto Detect」を押してみる。それでも駄目なら手動で修正する。 |
Path To mysql | /usr/bin/mysql mysql(コマンド)へのパス。 |
Path To Backup | バックアップファイルの格納先フォルダー |
Maximum Backup Files | 10(ファイル) 上記のフォルダーに保存されるバックアップファイルの最大数。この数を超えると古いファイルから自動的に削除される。 例えば一週間に一度バックアップを取得した場合、10週間分のバックアップが保存される事になる。 |
Note
注意書き
以下の事が書いてあった(と思う)
- Windows Serverはmysqldump.exeとmysql.exeを試してみて下さい
- Linux Serverは通常はmysqldump、mysqlです
- Auto Detect(自動検出)は一部のサーバーでは動作しない。動作しない場合はサーバー管理者にMYSQLとMYSQLDUMPのパスを問い合わせて下さい
Automatic Scheduling
自動バックアップ・スケジュールの設定をする。
Automatic Backing Up Of DB | 自動バックアップの期間を指定する。 Every「1」「Week(s)」GZip「Yes」 を指定した。 1週間毎(毎週)にバックアップをGZipで圧縮して取得する。 2つ目のパラメータは、
が指定可能 |
Automatic Optimizing Of DB | 自動でのデータベースの最適化の期間を指定する。 Every「3」「Day(s)」 を指定した。 3日毎に最適化を実施する設定。 |
Automatic Repairing Of DB | 自動でのデータベースの修復の期間を指定する。 Every「2」「week(s)」 2週間毎に修復を実施する |
Backup Email Options
バックアップ結果をe-mailに送信する為の設定。
To | 送信先のe-mailアドレスを指定する。 実際に送られてくるメールは下記の通り。 バックアップファイルがGZip形式で添付ファイルとして送られてくる。 |
From | 送信元の名前(表示名)とメールアドレスを指定する。 とりあえずToと同じアドレスを指定した。 |
Subject | メールの件名を指定する。 %SITE_NAME% Database Backup File For %POST_DATE% @ %POST_TIME% %SITE_NAME%:サイト名 %POST_DATE%:メール送信日 %POST_TIME%:メール送信時間 |
Miscellaneous Options
その他の設定
Hide Admin Notices | Noを指定した。 Yesにすると ”管理者通知を隠す” だと思われる。 恐らく管理者からのお知らせを受信したくない時にYesにするのだと思う |
Backup DBメニュー
WordPressのメニューからDatabaseー>Backup DBで表示される。
ページ前半部分は各種チェック結果が表示されている。
ここで何らかのエラーが出ている時は設定を見直す必要がある。
後半は手動でのバックアップの実行メニュー。
Checking Security Status
セキュリティチェック状況が表示されてる。
.htaccess | バックアップフォルダーに存在している |
index.php | バックアップフォルダーに存在している |
いずれも外部からアクセスされない為の設定。
上記2つのファイルはインストール時に自動で作成されている。
また、.htaccesssは全拒否の設定になっていた。
order allow,deny
deny from all
Checking Backup Status
前述の画面で設定した内容のチェック結果が表示されている。
Checking Backup Folder | バックアップフォルダとフォルダに対する書き込み権限のチェック結果 |
Checking MYSQL Dump Path | Mysqldumpに対するパスが通っているかのチェック結果 |
Checking MYSQL Path | MySQLに対するパスが通っているかのチェック結果 |
Checking PHP Functions | PHPの関数passthru()、system()、exec()が有効かどうかのチェック結果 |
Backup Database
データベースの手動バックアップ。
GZIPで圧縮するかどうかを指定して「Backup」ボタンを押すとバックアップが開始される。
Database Name | バックアップ対象のデータベース名 |
Database Backup To | バックアップ先のフォルダー名 |
Database Backup Date | バックアップ日付、時刻 現在日付、時刻が表示されている |
Database Backup File Name | バックアップファイル名 自動でファイル名がセットされる |
Database Backup Type | Full (Structure and Data)が表示されている。 構造(テーブル定義)とデータの両方をバックアップする指定 |
MYSQL Dump Location | mysqldumpのパス |
GZIP Database Backup File | GZipで圧縮するかどうか Yes/Noのラジオボタンで指定する |
Manage Backup DBメニュー
WordPressのメニューからDatabaseー>Manage Backup DBをクリックする。
今までバックアップしたファイル一覧から対象ファイルを選択して
- e-mailに送る
- ダウンロード
- リストア(ファイルからデータベースを復元する)
- バックアップファイルの削除
ができる。
e-mailに送る
バックアップファイルを任意のメールアドレスに送付する機能
- 対象ファイルを一覧から選択
- e-mailアドレス欄にメールアドレスを入力
- E-Mailボタン
受信したメール
Download
バックアップファイルをダウンロードする機能
- 対象ファイルを一覧から選択
- Downloadボタン
Restore
バックアップファイルからデータベースを復元する機能。
通常つかう事は無いが何らかの事故でデータの中身が消えてしまった時に、このバックアップファイルからバックアップが行われた時点までは戻すことができる。
- 対象ファイルを一覧から選択
- Restoreボタン
「レストアすると元に戻せない」との確認メッセージ
OKを押すとレストア成功メッセージが表示される
Delete
不要なバックアップファイルを削除する機能
- 対象ファイルを一覧から選択
- Deleteボタン
Optimize DBメニュー
WordPressのメニューよりDatabaseー>Optimize DB
自動でのデータベースの最適化(前述)とは別に手動で実施する時の機能
最適化したいWordPressのテーブルをYesで選択して(デフォルトは全てYes)Optimizeボタンを押す。
Repair DBメニュー
WordPressのメニューよりDatabaseー>Repair DB
自動でのデータベースの修復(前述)とは別に手動で実施する時の機能
修復したいWordPressのテーブルをYesで選択して(デフォルトは全てYes)Repairボタンを押す。
Empty/Drop Tablesメニュー
WordPressのメニューよりDatabaseー>Empty/Drop Tables
テーブルの中身を空(Empty)にしたり、テーブル定義を削除(Drop)する機能。
Run SQL Queryメニュー
WordPressのメニューよりDatabaseー>Run SQL Query
SQL文を実行してテーブルの値を変更したり行を追加する事ができる(のだと思う)
INSERT、UPDATE、REPLACE、DELETE、CREATE、ALTERが使用可能とある。
Databaseメニュー
WordPressのメニューよりDatabaseー>Database
データベースとテーブルの情報が一覧で表示されている。
Database Information
データベース情報
Tables Information
テーブル情報
以上でWordPressをインストール後、最初にインストールしたプラグインの設定は全て終了。
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