WP-DBManagerプラグイン ~WordPressでブログを始める~ | そう備忘録

WP-DBManagerプラグイン ~WordPressでブログを始める~

前回の「SMTP Mailerプラグイン」の記事

WP-DBManagerプラグインについて

このブログ(そう備忘録)はWordPressで書いている。

そして記事の内容はMySQLというデータベースに保存される。

何らかの事故でデータベースが飛んでしまった時に復元ができるようにデータベースのバックアップを定期的に取得しておく事にする。

しかし毎回手動で接続してコマンドでバックアップするのは面倒なのでプラグインで自動的に実行できるプラグインを探した。

WP-DBManagerはデータベースを簡易に管理する為のプラグイン。

主に以下の事ができる。

  • データベースの自動/手動・最適化
  • データベースの自動/手動・修復
  • データベースの自動/手動・バックアップ
  • データベースの手動・復元
2019年2月21日追記

現在はこのプラグインでは無くUpdraftPlusでバックアップを行っている。

理由はGoogleDriveやDropBoxなどのクラウドストレージにバックアップできる事とプラグインやテーマ、そしてアップロードした画像もまとめてバックアップしてくれのでこちらを選択した。

その時の記事はこちらを参照

インストール

WordPressのメニューからプラグインー>新規追加。検索フィールドに”WP-DBManager” を入力して検索したら「今すぐインストール」「有効化」でインストールはできる。

WP-DBManager インストール

WordPressのメニューに ”Database” が追加されて各種設定ができるようになる。

DB Optionsメニュー

WordPressのメニューからDatabaseー>DB Optionsでデータベースのバックアップの設定をする。

Paths

データベースコマンドや格納場所のパスを指定する。

WP-DBManager DB Options Paths

Path To mysqldump

/usr/bin/mysqldump

mysqldump(コマンド)へのパス。

基本的にデフォルトで設定されている。

もし違っていたら「Auto Detect」を押してみる。それでも駄目なら手動で修正する。

Path To mysql

/usr/bin/mysql

mysql(コマンド)へのパス。

Path To Backup

バックアップファイルの格納先フォルダー

Maximum Backup Files

10(ファイル)

上記のフォルダーに保存されるバックアップファイルの最大数。この数を超えると古いファイルから自動的に削除される。

例えば一週間に一度バックアップを取得した場合、10週間分のバックアップが保存される事になる。

Note

注意書き

WP-DBManager Note(注意書き)

以下の事が書いてあった(と思う)

  • Windows Serverはmysqldump.exeとmysql.exeを試してみて下さい
  • Linux Serverは通常はmysqldump、mysqlです
  • Auto Detect(自動検出)は一部のサーバーでは動作しない。動作しない場合はサーバー管理者にMYSQLとMYSQLDUMPのパスを問い合わせて下さい

Automatic Scheduling

自動バックアップ・スケジュールの設定をする。

WP-DBManager 自動スケジュール

Automatic Backing Up Of DB

自動バックアップの期間を指定する。

Every「1」「Week(s)」GZip「Yes」

を指定した。

1週間毎(毎週)にバックアップをGZipで圧縮して取得する。

2つ目のパラメータは、

  • Disable(無効)
  • Minutes(s)
  • Hour(s)
  • Day(s)
  • Week(s)
  • Month(s)

が指定可能

Automatic Optimizing Of DB

自動でのデータベースの最適化の期間を指定する。

Every「3」「Day(s)」

を指定した。

3日毎に最適化を実施する設定。

Automatic Repairing Of DB

自動でのデータベースの修復の期間を指定する。

Every「2」「week(s)」

2週間毎に修復を実施する

Backup Email Options

バックアップ結果をe-mailに送信する為の設定。

メール送信の設定

To

送信先のe-mailアドレスを指定する。

実際に送られてくるメールは下記の通り。

バックアップファイルがGZip形式で添付ファイルとして送られてくる。

WP-DBManager バックアップ結果メール

From

送信元の名前(表示名)とメールアドレスを指定する。

とりあえずToと同じアドレスを指定した。

Subject

メールの件名を指定する。

%SITE_NAME% Database Backup File For %POST_DATE% @ %POST_TIME%

%SITE_NAME%:サイト名

%POST_DATE%:メール送信日

%POST_TIME%:メール送信時間

Miscellaneous Options

その他の設定

その他の設定

Hide Admin Notices

Noを指定した。

Yesにすると ”管理者通知を隠す” だと思われる。

恐らく管理者からのお知らせを受信したくない時にYesにするのだと思う

Backup DBメニュー

WordPressのメニューからDatabaseー>Backup DBで表示される。

ページ前半部分は各種チェック結果が表示されている。

ここで何らかのエラーが出ている時は設定を見直す必要がある。

後半は手動でのバックアップの実行メニュー。

Checking Security Status

セキュリティチェック状況が表示されてる。

WP-DBManager セキュリティステータス

.htaccess

バックアップフォルダーに存在している

index.php

バックアップフォルダーに存在している

いずれも外部からアクセスされない為の設定。

上記2つのファイルはインストール時に自動で作成されている。

また、.htaccesssは全拒否の設定になっていた。

.htaccesss
order allow,deny
deny from all

Checking Backup Status

前述の画面で設定した内容のチェック結果が表示されている。

WP-DBManager バックアップ状況

Checking Backup Folder

バックアップフォルダとフォルダに対する書き込み権限のチェック結果

Checking MYSQL Dump Path

Mysqldumpに対するパスが通っているかのチェック結果

Checking MYSQL Path

MySQLに対するパスが通っているかのチェック結果

Checking PHP Functions

PHPの関数passthru()、system()、exec()が有効かどうかのチェック結果

Excellentとあるので設定は問題なし!

Backup Database

データベースの手動バックアップ。

WP-DBManager 手動バックアップ

GZIPで圧縮するかどうかを指定して「Backup」ボタンを押すとバックアップが開始される。

Database Name

バックアップ対象のデータベース名

Database Backup To

バックアップ先のフォルダー名

Database Backup Date

バックアップ日付、時刻

現在日付、時刻が表示されている

Database Backup File Name

バックアップファイル名

自動でファイル名がセットされる

Database Backup Type

Full (Structure and Data)が表示されている。

構造(テーブル定義)とデータの両方をバックアップする指定

MYSQL Dump Location

mysqldumpのパス

GZIP Database Backup File

GZipで圧縮するかどうか

Yes/Noのラジオボタンで指定する

Manage Backup DBメニュー

WordPressのメニューからDatabaseー>Manage Backup DBをクリックする。

今までバックアップしたファイル一覧から対象ファイルを選択して

  • e-mailに送る
  • ダウンロード
  • リストア(ファイルからデータベースを復元する)
  • バックアップファイルの削除

ができる。

WP-DBManager Manage Backup DB

e-mailに送る

バックアップファイルを任意のメールアドレスに送付する機能

  1. 対象ファイルを一覧から選択
  2. e-mailアドレス欄にメールアドレスを入力
  3. E-Mailボタン

受信したメール

バックアップファイルを受信したメール

Download

バックアップファイルをダウンロードする機能

  1. 対象ファイルを一覧から選択
  2. Downloadボタン

Restore

バックアップファイルからデータベースを復元する機能。

通常つかう事は無いが何らかの事故でデータの中身が消えてしまった時に、このバックアップファイルからバックアップが行われた時点までは戻すことができる。

  1. 対象ファイルを一覧から選択
  2. Restoreボタン

「レストアすると元に戻せない」との確認メッセージ

Restore確認メッセージ

OKを押すとレストア成功メッセージが表示される

レストア成功メッセージ

Delete

不要なバックアップファイルを削除する機能

  1. 対象ファイルを一覧から選択
  2. Deleteボタン

Optimize DBメニュー

WordPressのメニューよりDatabaseー>Optimize DB

自動でのデータベースの最適化(前述)とは別に手動で実施する時の機能

最適化したいWordPressのテーブルをYesで選択して(デフォルトは全てYes)Optimizeボタンを押す。

手動での最適化

Repair DBメニュー

WordPressのメニューよりDatabaseー>Repair DB

自動でのデータベースの修復(前述)とは別に手動で実施する時の機能

修復したいWordPressのテーブルをYesで選択して(デフォルトは全てYes)Repairボタンを押す。

手動での修復

Empty/Drop Tablesメニュー

WordPressのメニューよりDatabaseー>Empty/Drop Tables

テーブルの中身を空(Empty)にしたり、テーブル定義を削除(Drop)する機能。

これは元に戻せないのでとても危険!

Empty/Drop Tables

Run SQL Queryメニュー

WordPressのメニューよりDatabaseー>Run SQL Query

SQL文を実行してテーブルの値を変更したり行を追加する事ができる(のだと思う)

更新系のステートメントしか実行できないので試していない

INSERT、UPDATE、REPLACE、DELETE、CREATE、ALTERが使用可能とある。

SQL文の実行

Databaseメニュー

WordPressのメニューよりDatabaseー>Database

データベースとテーブルの情報が一覧で表示されている。

Database Information

データベース情報

データベース情報

Tables Information

テーブル情報

テーブル情報一覧

以上でWordPressをインストール後、最初にインストールしたプラグインの設定は全て終了。

souichirou

やった事を忘れない為の備忘録 同じような事をやりたい人の参考になればと思ってブログにしてます。 主にレゴ、AWS(Amazon Web Services)、WordPress、Deep Learning、RaspberryPiに関するブログを書いています。 仕事では工場に協働ロボットの導入や中小企業へのAI/IoT導入のアドバイザーをやっています。 2019年7月にJDLA(一般社団法人 日本デイープラーニング協会)Deep Learning for GENERALに合格しました。 質問は記事一番下にあるコメントかメニュー上部の問い合わせからお願いします。

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