Google Search Console 構造化データでのエラーの解消までの経緯

構造化データで「updatedがありません」エラー

エラーの詳細

このブログはWordPressで書いていて、Google Search Consoleでサイトの状態を管理している。

ある時、検索での見え方ー＞構造化データで以下のエラーが発生していたので調べてみた。

hentryをクリックすると「updatedがありません」のエラーが合計４ヶ所で表示されている。

構造化データテストツールで確認

更に一番上の（https://www.souichi.club/lego/trainingrobotcurve/）をクリックした後「ライブデータをテスト」をクリックして構造化データテストツールを起動する。

尚、ページ上部には「hentry（マークアップ：microformats.org）」の表示がある。

これについては後述。

テストツールでチェックをするとhentryではエラー無し、Articleで４件のエラーと３件の警告が出ている。

Articleの詳細を確認してみると、

• 「author」、「datePublished」、「headline」、「publisher」が無い（エラー）
• 「dateModified」、「headline」、「mainEntityOfPage」が推奨フィールド（警告）

が表示されている。

イマイチ分からなかったのが最初に表示されていた「updatedがありません」のエラーがテストツールでチェックをすると何処にも表示されていない事（？）

なにが原因かを考えてみる

ネットで検索をしてみるとupdatedやauthorのエラーが出た時の対処法が沢山出てきた。

基本的にはphpを修正して対応するとの事だったので早速修正をしようとしたのだけれども、先程テストツールで表示されていた「hentry（マークアップ：microformats.org）」に若干引っかるものがあったのでphpの修正をする前にもう少し調べてみることにした。

HTML構造化データのシンタックス（構文規則）の種類

つまり先程のHTML構造化データテストツールはMicroformatsの構文規則ベースでチェックをしていたのだと想像。

一方、以前にAll in One SEO Packをインストールした時に「Schema.org マークアップを使用」にチェックを入れていた事を思い出した。

Schema.orgはMicrodata、JSON-LD、RDFa等の構文規則は対応しているけどMicroformatsは書けないので、もしかしたらその辺に原因があるのではないかと想像。

あらためてAll in One SEO Packの該当部分のヘルプを読み直してみた。

やって見たこと

Schema.org マークアップのヘルプの確認

該当部分ヘルプの画面ショット

英語なので「うっ！」と思ったけどGoogle先生の力を借りて翻訳。

要約すると、

• チェックを外すとSchema.orgマークアップを出力しない
• このマークアップは検索エンジンに情報を提供してリッチスニペットを表示できる
• W3C HTML検証ツールはこの新しいマークアップをサポートしておらずエラーを返す
• エラーは無視しても大丈夫
• SEO的にはSchema.orgマークアップが有効なのでデフォルトでチェックされている

と書いてあった（のだと思う）

Schema.orgマークアップを使用のチェックを外してみる

試しにWordPressのメニューからAll in One SEO Packー＞一般設定の「一般設定」で「Schema.orgマークアップを使用」のチェックを外して「設定を更新」

再度テストツールでチェックをしてみるとエラーが消えた！

最終的にはそのままにした

Schema.orgマークアップを出力した時のソースの表示

Schema.orgマークアップを出力しなければGoogle Search Consoleの構造化データでエラーが出力されないという事は分かったけど、All in One SEO Packのヘルプでは

• 「エラーは無視して大丈夫」
• 「SEO的にはSchema.orgマークアップが有効」

とあったので、結局現状のまま（Schema.orgマークアップを出力）でエラーは放置する事にした。

ただ、いくつか想像と仮定が入っているのでこれで良いのかはイマイチ自信が無い。

どなたか詳しい人が居れば教えてください。