WordPress Hestia テーマのカスタマイズ・インストール~背景画像の設定(その1) | そう備忘録

WordPress Hestia テーマのカスタマイズ・インストール~背景画像の設定(その1)

Hestia(テーマ)について

WordPressには様々なテーマをインストールする事ができる。

このブログはHuemanを使っているが以前にWindows PC内にVM環境のUbuntu Server 16.04を用意したので、折角なのでWordPressをインストールして違うテーマを試してみることにした。

選んだのはhestia。

人気で検索したら上位に来ていたのと、星評価が高くて企業サイトや映像サイトECサイト、ブログ、ニュースサイトに適しているとの説明文もあったので「じゃぁ試してみるか」程度の理由であまり色々なテーマを比較したわけではない。

hestia

hestia詳細

インストール&有効化

まずはインストール&有効化

Hestiaインストール

有効化

Hestia有効化

インストール終了後の「はじめに」の画面。

「おすすめ設定」タブに2と赤丸で表示されていたのでとりあえずクリックする。

Hestia はじめに

以下の2つのプラグインがおすすめ設定ということなので「インストールと有効化」を行った。

Orbit Fox Companion

主に以下の機能拡張を行うプラグイン

  • ソーシャルメディア共有ボタン&アイコン
  • 稼働時間モニタリング
  • Googleアナリティクス
  • カスタムメニューアイコン

など

Pirate Forms

reCaptchaを使ったコンタクトフォーム

このブログではCONTACT form 7を使っているがおすすめ設定という事なので比較の意味でもインストールしてみた。

2018年10月10日追記

reCaptchaはボットによるアクセス(SPAM書き込みなど)を防止する為のGoogleのシステム

またPirate Formsプラグインについては別記事をこちらで書いている

プラグインの有効化

子テーマの作成

Hestiaのstyle.cssを直接編集するとテーマがバージョンアップされた時に編集した内容が飛んでしまう事がある。

今回はVM環境に試行錯誤的な意味合いでインストールしていて継続して使い続ける訳では無いのでそれほど気にする必要は無いのだけれども、一応子テーマを作成する事にした。

子テーマ用のディレクトリーの作成

親のテーマ名+”-child”のディレクトリーを作成する。

cd /var/www/wordpress/wp-content/themes
sudo mkdir hestia-child

style.css

子テーマのディレクトリー内にstyle.cssファイルを作成する。

cd hestia-child
sudo vim style.css
style.css
/*
Theme Name: hestia Child
Theme URI: http://example.com/
Description: hestia Child Theme
Author: souichirou
Author URI: http://example.com
Template: hestia
Version: 1.0.0
License: GNU General Public License v2 or later
License URI: http://www.gnu.org/licenses/gpl-2.0.html
Tags: light, dark, two-columns, right-sidebar, responsive-layout, accessibility-ready
Text Domain: hestia-child
*/

functions.php

子テーマのディレクトリー内にfunctions.phpファイルを作成する。

sudo vim functions.php
functions.php
<?php
add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'theme_enqueue_styles' );
function theme_enqueue_styles() {
wp_enqueue_style( 'parent-style', get_template_directory_uri() . '/style.css' );
wp_enqueue_style( 'child-style', get_stylesheet_directory_uri() . '/style.css', array('parent-style')
);
}
?>

所有者の変更

所有者をwww-data(ubuntuの場合、www-dataがapache等のWEBサーバーを操作するデフォルトのユーザとグループ)に変更する。

cd ..
sudo chown -R www-data:www-data hestia-child

hestia-childを有効にする

WordPressのメニューより外観ー>テーマでインストール済みのテーマ一覧を呼び出すとhestia childが表示されているので「有効化」をクリックする。

hestia childを有効化する

Hestiaの子テーマが有効化された。

hestiaの子テーマの有効化

ページ構成

Hestiaの初期状態のページ構成は以下の様になっている。

フロントページ(ホームページ)が複数のセクションに分かれていて※フロントページのブログセクションからブログページに遷移する構造。

フロントページ(ホームページ)とブログページ(投稿ページ)が分かれていて、フロントページに様々なセクション(私たちについて、お客様の声、メンバーの紹介、買い物かご、etc)が表示できるのがHestiaの大きな特徴だと思う。

セクションの設定によって企業のコーポレートサイトやECサイト、ブログサイトなど目的にあった設定が可能になるので人気の上位に来ていたのかも知れない。

※下の図のセクションは一例。もっと沢山のセクションに分かれており、それぞれ表示/非表示を切り替えることができる。

Hestiaページ構成

カスタマイズ

WordPressのメニューより外観ー>カスタマイズでテーマのカスタマイズを行う。

この記事では「PROバージョンの機能」から「外観設定」までを扱う。

Hestiaカスタマイズ一覧

PROバージョンの機能

有料のPROバージョンとの違いの一覧。

カスタマイズ可能な配色やセクションの並べ替えなど魅力的な機能アップがあるけど、まずは無料バージョンの機能を試してみることにする。

ちなみに有料版は1年間のアップデートとサポートで75$だった。

PROバージョン 機能

サイト基本情報

ロゴやタイトルなどサイトの基本的な情報を設定する。

hestia サイト基本情報

ロゴ

ページの左上に表示されるロゴ

サイトのタイトル

“souichirou”を設定した所、タブのタイトルが変更された。

タイトル

キャッチフレーズ

”そう備忘録  note to self”をセットした所、タブにカーソルを置いた時に表示されるヒントが変更された。

キャッチフレーズ

サイトアイコン

ファビコンが変更された。

ファビコン

外観設定、一般設定

基本的なレイアウトを設定する。

Hestia 一般設定

ページサイドバーレイアウト

フロントページの時のサイドバーの位置、だと思うのだけれどもフロントページにサイドバーを表示するする指定が(あるのかも知れないけど)見当たらない。

ブログページの方はサイドバーのウィジェットを指定する事ができるので、こちらは”なし”を選択した。

ブログサイドバーレイアウト

ブログの時のサイドバーの位置

なし

ブログ サイドバーなし

サイドバーメニューを表示させない

ブログ サイドバーなし

左側

ブログ サイドバー左側

サイドバーメニューを左側に表示する

ブログ サイドバー左側

右側

ブログ サイドバー右側

サイドバーメニューを右側に表示する

ブログ サイドバー右側

シェアアイコンを有効化

閲覧者がブログの記事をシェアする為のSNSのシェアアイコンを表示するかどうか

有効化すると記事の右下にSNSのシェアアイコンが表示される。

SNSシェアアイコンを表示する

有効化しないと表示されない。

SNSシェアアイコンを表示しない

先頭へ戻る機能を使用

チェックをするとページを下にスクロールした時に右下に先頭に戻る為のボタンが自動的に表示されるようになる。

ページスクロールが長い時には有用

先頭に戻るを有効

ボックスレイアウト

ボックスレウアウト有効化

本文の部分がボックスで浮き上がっているようなレイアウトになる。ブログも同様

ボックスレウアウト 有効化

ボックスレウアウト無効化の場合

ボックスレウアウト 無効化

タイポグラフィ

フォントの設定を行う。

見出しと本文と別々にフォントの指定をする。

タイポグラフィ

フォントファミリー

見出し フォントファミリー

フロントページやブログの見出しのフォント

”Ubuntu”を選択した時の

フロントページ

ホームページ ubuntu

ブログページ

ブログ Ubuntu

本文 フォントファミリー

フロントページやブログの本文のフォント

ブログ:”Ubuntu”を選択

ブログ本文 Ubuntu

フォントサブセット

よく使う文字をサブセット化する為の設定だと思うのだけれども、正直良くわからなかった。

フォントサイズ

各項目ごとに細かくフォントサイズの指定が可能。

デフォルトに対して+、ーでフォントサイズを指定する。

タイポグラフィ フォントサイズ

投稿とページ

ブログページのフォントサイズを指定する。

タイトル

フォントサイズ タイトル

見出し

フォントサイズ 見出し

コンテンツ

フォントサイズ コンテンツ
フロントページセクション

フロントページのフォントサイズを指定する。

大見出しセクション

大見出しセクションの”タイトル”のフォントサイズを変更する。

大見出しはフロントページの先頭の中心に表示されるので「ブログ名」などが表示される位置になる。

外観ー>カスタマイズー>フロントページセクションー>大見出しセクションー>タイトル

にて設定される文字列。

大見出しタイトル

フロントページの大見出しのタイトルのフォントサイズが変更される

大見出しタイトル

セクションタイトル

セクションタイトルのフォントサイズを変更する。

フロントページには大見出しの他に複数のセクションを表示させる事ができる。

デフォルトでは「私たちについて」「ブログ」「連絡先セクション」などのセクションが表示されている。

外観ー>カスタマイズー>フロントページセクション

でフロントページで表示されているセクションが表示される。

セクション一覧

セクションのうちのひとつ”ブログ”のセクションタイトルは、

ブログー>セクションタイトル

ブロク、セクションタイトル

セクションのタイトルである”ブログ”、”ご連絡ください”などのタイトルのフォントサイズが変更される。

セクションタイトル

セクションサブタイトル

セクションサブタイトルのフォントサイズを変更する。

セクションサブタイトルの設定場所はセクションタイトルの下にある。

ブログー>セクションタイトル

ブログ、セクションサブタイトル

セクションのサブタイトルのフォントサイズが変更される。

セクションサブタイトル

コンテンツ

コンテンツのフォントサイズを変更する。

コンテンツのフォントサイズ

背景画像

フロントページやブログページの背景の画像を指定する。

基本的に背景は無地が良いと思うが、試しに背景画像(白いタイル柄)を設定してみた。

背景画像

背景画像

メディアライブラリにアップロードして背景画像を設定した。

フロントページ、ブログページの背景画像が変更された。

フロントページの背景画像

ブログページの背景画像

ブログページの背景画像

プリセット

背景画像の表示方法を指定する。

プルダウンから以下が選択可能

  • デフォルト
  • フルスクリーン
  • 画面に合わせる
  • 繰り返し
  • カスタム

画像の位置

プリセットが「フルスクリーン」「画面にあわせる」「繰り返し」「カスタム」の時に指定可能。

位置を8方向+中心のボタンで指定する

画像の位置

画像サイズ

プリセットが「カスタム」の時のみ指定可能

  • 元のサイズ
  • 画像に合わせる
  • フルスクリーン

から選択可能

背景画像の繰り返し

プリセットが「画面に合わせる」「カスタム」の時に指定可能。

背景画像を繰り返すかどうかのチェックボックス

ページと一緒にスクロール

プリセットが「繰り返し」「カスタム」の時に指定可能。

チェックをすると背景画像がページと一緒に背景もスクロールする。

チェックをしないと背景画像が固定される。

ヘッダー背景

背景画像の「ヘッダー背景」ボタンを押すとヘッダーオプションー>ヘッダー設定へ飛ぶ。

こちらの設定については別記事で後述する。

「フロントページセクション」以降の設定については次の記事に続く

souichirou

やった事を忘れない為の備忘録 同じような事をやりたい人の参考になればと思ってブログにしてます。 主にレゴ、AWS(Amazon Web Services)、WordPress、Deep Learning、RaspberryPiに関するブログを書いています。 仕事では工場に協働ロボットの導入や中小企業へのAI/IoT導入のアドバイザーをやっています。 2019年7月にJDLA(一般社団法人 日本デイープラーニング協会)Deep Learning for GENERALに合格しました。 質問は記事一番下にあるコメントかメニュー上部の問い合わせからお願いします。

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